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7 まさかのドラゴン遭遇

体の横を風が通り抜けていく。

今ものすごいスピード出してますね。


いや、あれはめっちゃ怖いよ。だって起き上がったらいきなり剣を向けられて、追いかけられて、もうトラウマなんだけど。


〔だからお主があんな人間に捕まるわけないじゃろうて〕


いや俺は元々人間だったんですけど。

だけどあの子たち心なしか幼かったな。もしかしてまだ冒険者になって間もないとか?

それだったらちょっと申し訳ないな。


いや、俺が生きてるのが最優先だ。何が何でも生き延びてやるぞ。


ストーップ。なんかいる。


『【ワイルドベア】

非常に獰猛な魔物。知能はそれほど高くないが、縄張り意識が高く、攻撃されると凶暴化する。』


新しいな、ベアってことは熊か。

攻撃されると凶暴化するってことは早めに済ませないといけないな。


うお、こちらに気がついたか。

よっしゃ、やったるぜ。


『覇気 Ⅰ』


...あれ?全く効いてない気がする。なんで?


『覇気 ⅠはLv10の魔物以上は効き目がありません。次に覇気のレベルが上がるのは40です。』


なんだよそれ、早めに言ってくれないと困るんだけど。

てか、なんかこっちに突進してきてない?

やばいやばい、こうなったら魔法だ。


『業火』ァ ゴォォ


OK、危なかった。

マジか、覇気が効かない魔物もいるのか。

流石にヒヤッとしたなぁ。


そして、昼ごはんの時間となります。

熊って食べれるのか?生臭そうだな。


まぁ大丈夫でしょう。いただきまーす


...

うーん、別に吐くほど不味くはないよ。でも鼻にツーンとくるというか、美味しいとは言えないね。

食べれないわけではないから別に良いけど。


腹ごしらえをして、今は川沿いを散歩中。

良いねぇ、平和。何も起きない。

ただぼーっとしてるだけで時間が過ぎていく。

一生続けば良いのにな。


〔平和ボケしてるとこすまんが、その先に何やらすごいものがいるらしいから気をつけてのー〕


平和ボケじゃねぇよ。

そして“何やらすごいもの”って何?神が言うってことは相当やばい感じじゃ...


...気にせず張り切っていきましょう。


順調に進んでたけど、確かに急に空気が重くなってきた感あるな。

でも、何かあったら神様が助けてくれるとかあるよね。


...あるよね。

でも俺には魔法もあるし、効くかわからないけど覇気もあるから大丈夫だよ。きっと。


◆◆◆


あれ〜、なんか開けたところに来ましたよ。これやばい感じ?


ゴゴゴ...

ん?なんか地面が揺れ始めたんだけど。

え、地面めっちゃ抉れ上がってる。やばい


え、なんか“ドゴーン”みたいな地鳴りと同時に地面からなんか出てきたんですが。

待てよ。あれって...


「ドラゴンだぁぁぁぁ」


ヤバ、地面からドラゴン出てきたんだけど。

いや確かによくあるけど、こりゃ心臓に悪いぜ。

しかもなんかめちゃこっち見てくるんだが。


「今すぐ去れ。さもないとすぐに捻り潰すぞ」


あ、終わった。

絶対敵視されてるパターンじゃんこれ。

マテマテ、とりあえずここから逃げなければいけない。


「すみません、許してくだ」

「ほう、お前“天狐”か。なかなか見応えがありそうだな。手合わせと行くか」


神様ぁぁぁぁぁぁ

絶対俺が天狐だったからじゃん。

これ雑魚キャラとかだったら見逃してもらえたパターン?


「始めるぞ。“竜吹(ドラゴンブレス)”」 ドーン


うぉっ、危ね。当たってたら多分一瞬で昇天だな。

しかもいつの間にか始まってるし。


「あのですね、俺は」

「なんだ?怯んでるのか?伝説のくせに」

竜吹(ドラゴンブレス)”×3 ドッカーン


いや、話遮られたんだけど。

しかも攻撃のペース上がってない?

まぁそこは持ち前の瞬発力でなんとか避けてるけど。


「だから、俺は何も」

「すばしっこいやつめ、これなら....“流星群(スターフォール)”」ドドドドドド


おいおいおい、なんか岩が雨みたいに降ってきてるんだけど。

俺に対してなんかめっちゃムキになってない?


って、やばいやばい、岩の影に隠れよう。


危ねー、なんとか直撃は免れたな。


「だから、俺は」

「くっそー、じゃあ次は“竜」


今度はそうとはいかないぜ。

「あー、もう話を聞いてくださいよ」


「え?」


よっしゃ、やっと聞こえた。


「だから、俺は何もしないんですよ」

「え?そうだったのか?」


地上に降りてきた。これは勝ったな。


「いや、何度も言いかけたところであなたが区切ったんでしょうが。

しかも、俺はあなたに何もしてないんですけど」

「...確かに」

「それに、俺はもともと人間だったんですよ」

「......は?」


そこからは永遠に質問されてほぼ拷問タイム。

正直人間だったことを伝えるのはまずいかなと思ったけど、神様も認めるんだから多分大丈夫だろう。

しかも、話に信ぴょう性を持たせるためにも良いと思うんだ。


「それで、人間の頃はどんな」

あ、こっそりステータス確認しちゃお。


“ステータス”

{種族} 始祖竜 ネメシオス

Lv 895

HP 1232/1232

MP 912/912

“スキル”

{固有スキル}

覇気 Ⅹ 始まりの存在

{通常スキル}

解析 戦闘狂

“技、魔法攻撃”

風魔法 雷魔法 火魔法 水魔法 草魔法 竜吹(ドラゴンブレス) 流星群(スターフォール) 爪竜裂(ドラゴンクロー)


レベルが違うねこりゃ。

HP1232って何だよ。もう不死身じゃん

しかも色々やばそうな技持ってるしさ。


神様の言う通り2桁で喜ぶのは間違ってました。先は長いな。

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