12 規格外
短いです。
「ん?なんだこの獣は」
扉を開けたらあら不思議、超デカゴーレムいたんですけど。
今の俺から見ても建物くらいの大きさあるな。
デカブツと言われるだけあるな。
「あいつは天狐だろ。目ェ腐っちゃったのか?」
「う、うるさい」
なんか俺のこと話してますけど。
「えーと、すみません。あなたは誰ですか?」
「おぉ、申し訳ない。私の名前はゴルノス。まぁ見ての通りゴーレムみたいなもんだな」
すごい丁寧だな。シオとは大違い。
「おい、今何を「俺は何か元々人間だったみたいな、そんな感じですね。今はそのシオと旅?してます」
「えぇ、元々人間だったのか。それは興味深い」
「おい、余を置き去りにするのは良い度胸してるな」
「知らないよ。それよりシオは何を話しに来たのさ」
「目的などないぞ。会いたかっただけだからな」
まぁ友達と久しぶりに会うとそういうことあるよね。
「それでなぁ、余が蹴散らしてやったんじゃ」
「ホホホ、それは面白いなぁ」
...遅っせぇ。
別に良いんだけどね?でも流石にこっちにもなんか話題をふっかけてもらわないと気まずくなるんだけど。
「あの、もう1時間以上話してると思うんですけど、そろそろ...」
「ん?余に歯向かうなど「あぁ、申し訳ない。長話だったな」
性格の違いが出てますねぇ。
申し訳ないけどこっちも流石に退屈だしね。
「じゃあシオくん行きますよぉ~」
「おい、なんだその呼び方。しかも引き「またいつか」
ふぅ、やっぱり手がかかりますね。
「むぅ、何故余がお前なんかに」
「待てよ。行きは魔物出なかったけど帰りは出るとかあるのか?」
「普通にあるな」
そっか、じゃあ気を引き締めて行かないといけないな。
ヤバ、思った通りちゃんと出ました。
『【ノーマルゴーレム】
攻撃速度は遅いが、一発の攻撃力が高い。普段は平穏な魔物。』
ゴーレムが住んでいるところはゴーレム出るんだな。
でも見た感じ自分から攻撃はしてこなそう。
「フン、余が一撃で倒してくれるわ」
うーん、やっぱりシオはチートだね。
小石をちょっと当てただけでゴーレムが倒せるからな。
でもなんか何もしてないのに倒されるって切ないな。
まぁ、とりあえず遺跡を脱出しますか。
◆◆◆
ついに出てきました。
なんか疲れたなぁ。
でもここはまた来ても良さそうだな。
もう日が傾いてきておりますので寝床を探すか。
「おい、余たちはどこに向かっておるのだ」
「いやー、なんか良い感じの休息場所がないかなって感じだよ」
今は川の畔で休息中。
魚もとれると思うしいいと思うな。
「余は暇だから魚を捕ってきてやろう」
シオがとってきたもので普通のものはなかったけどまぁ良いか。
「じゃあよろしく頼むよ」
まぁ俺はその間に駄神と話しときますか。
〔おい、駄神って言ったの聞こえておるぞ〕
うわ、聞かなくて良いところ聞いてるじゃん。
〔それよりも、さっき遺跡の深くにあるゴーレムに会ったんですけど、それってどれくらいすごかったんですか?〕
〔あぁ、それは儂も驚いたぞ。お主と同じ伝説級だな〕
大方予想は付いていたけど、伝説級か。
じゃあシオみたいにLv900とかなのかな。
「おーい、とってきたぞ」
あー、やっぱりシオに任せるのは良くなかったか。
『【アズール】
神話上の魚。最後に見つかったのは500年前と言われている。基本的に攻撃はしない。』
あーあ、これ前に続き滅茶苦茶やばいですね。
最後に見つかったのが500年前って絶対なんか良くないこと起こりそう。
しかも神話上ってめっちゃレアじゃねーか。
「余がとってきたのだぞ。食べれるだろう」
ほんとに?
なんか態度がでかい気がするんだけど。
今回も目を閉じて食べるしかないか。
もっとスタンダードな魚でいいと思うんだよな。
「ハァ、じゃあ炙って食べますか」
ボォォ
やばい、めっちゃおいしい。
淡泊でホクホクだな。
しかもとろけるような感じ。
いやぁ、食べて正解でしたね。
「ほら、やっぱり余が正しかっただろう」
くそー、認めたくないけどそうだわ。
でも神話上でしか語られないってことはめったに見つけられないし、これは一生食べられなさそうだな。
さて、寝ますか。
◆◆◆
よし、よく寝たなぁ。
そして今日は何しようかなぁ。何もやることないしね。
《...だあれ》
《見たこ...》
「あれ、何か聞こえない?」
「うむ、余も何か聞こえた気がするぞ」
何か魔物きたか?




