11 シオの友人
投稿遅くなりました...
〔HPもMPも無いのに周辺探索するのはちょっと馬鹿なんじゃないか?〕
さっきから神様がぺちゃくちゃうるさいんですけど。
いやね、確かに体力も無いし魔法も出せないのはわかるけど“馬鹿”は流石に言い過ぎでは?
ただ待ってても魔物に見つかる時は見つかるんだから別にいいんじゃないのかなぁ。
おおっと、何かいる。
『【スモールイーグル】
体調20cmほどの小さな魔物。以下略』
え、さっきのめっちゃすばしっこい鳥じゃん。
待て、俺今魔法使えないじゃん。
HPもないしやっぱり俺が馬鹿だったか。
『【ヒント】
スモールイーグルは水に弱い。水に触れると溺死する。』
え、そんなこと言ってくれる機能があったんだ。
それならさっき言ってくれれば良かったのに。
そんなことより水に弱いのか。触れると溺死ってめっちゃ弱点だな。
でも水魔法はMPないし使えないからどうしよう。
そうだ、近くにある水をちょっとかけるだけで良いのかな?
あそこに水たまりあるしやってみるか。
水たまりの水をちょいっと手ですくってぶっかけた。
《ギャァァァ》
あれ、ちょっとかかっただけなのに撃沈したんだけど。
これめっちゃ良い攻撃方法だな。ヒントに感謝。
『経験値を得ました。』
おっ、経験値はちゃんともらえるんだな。
この方法だったらレベル上げの錬金術できるじゃん。
とりあえずシオが帰ってくるしこちらも行きますか。
「遅いぞ。待ちくたびれた」
ごめんって。
でもこっちも収穫得られたからな。
「これがとってきた魔物だ」
なんだこれ、絶対やばい感じするんだけど。
『【名もなき獣】
これまで一度も人と目を合わせたことがない。』
...え?説明これだけ?
しかも何だよ"名もなき獣"って、絶対やばいでしょこれ。
なんでとってこれたんだよ。
「ん?余はそいつが普通に歩いてたところをとっ捕まえただけだ」
かわいそ。
っていうか名もなきってことはこの世に1匹しかいないとか?
え、考えれば考えるだけどんどん食べられなそうなんだけど。
「余がとってきた奴だし食べれるだろ」
うーん自信過剰。
だってこれ食べてなんか呪われたりとかしたらやばいだろ。
んぁー、もうこんな話いつまでもしてたら明日になる。
ここは目をつぶって食べるしかないか。
「余が炙ってやるからどいておれ」
そうか、シオは"炙る"という動作を覚えたんだわ。
俺はMPないしよろしくだな。
ボォォ
「よし、出来たぞ」
うわぁ、ついに食べるのか。
もう抵抗感しかないんですけど。
覚悟を決めて、いただきます。
...うぉ、普通だな。
別に食べれないほどではないな。
だけどこの見た目がなぁ。
いかにも"悪役"って感じだし。
まぁ食べ物があるだけ感謝だな。
うーん、寝付けないな。
やっぱりあれ食べたからなんか変な感じするんだけど。
「余は別に何も感じないぞ」
じゃあなんかレベルとかが関係あるのかな。
そうだ、こういうときの神だな。
〔おーい、神様、なんか"名もなき獣"っていうの食べたら何か寝付けないんですけど〕
〔えっ、あれ食べたのか。お主がそのような決断をするとは思わなったがのう〕
俺だって食べたくて食べたわけじゃないんだよ。
でも食べて回復しないといけないからさぁ。
〔うむ、食べても何ともならないぞ。気持ちの問題じゃないのか?〕
そうかなぁ。
まぁ害がないってだけで安心出来たし良かった。
◆◆◆
んー、寝てすっきりしたな。
今日はどこ行くんだっけ。
「ずっと思い出しかけだったのだが、思い出したことがあるのだ」
おぉ、昨日に続いて朝早いですね。
「近くに余の古き友人がいるのを思い出してな。予定がなかったらそこに行っても良いか?」
おぉー、シオの友人ってことは多分めっちゃレベル高そうだよな。
「じゃあ行こう」
今回もフルスピードで森を駆け巡っていきますよ。
ほんとこんなに早く行かなくてもいいと思うんだけどな。
「よし、着いたぞ」
一瞬で着いたな。
しかもここすごいな。
なんか遺跡みたいな感じだし、まがまがしい雰囲気が漂ってる。
「ここの最下部に友人がいるのだ」
ここ降りるんか、若干怖いな。
遺跡入った途端に日差しなくなってめっちゃ暗い。
こんな中で魔物とか出たら怖すぎだろ。
「おい、この中に魔物は出るのか?」
「前余が入った時は出たな」
え、終わった?
暗すぎて何も見えないし背後から攻撃されたりしたらめっちゃやばそう。
「えーと、ここを開ければ最下部にいけるぞ」
案外何も出ずにちゃちゃっと最下部まで来れましたよ。
ドスン、石の扉の開く音がする。
「おーい、会いに来てやったぞデカブツ」
「ん?何かと思えば始祖竜じゃないか。デカブツ呼ばわりすんな」
あれ?これ魔物?
いくらなんでもデカ過ぎるだろぉぉぉぉ
名前がコロコロ変わってしまっていますが、「Lv1から始まる異世界伝説記」で固定しようと思っております。
少しでも面白いと思ってもらえたなら評価、ブックマークなどしていただけると作者は発狂して喜びます(笑)
何卒よろしくお願いいたします。




