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最高のモブキャラスキルで世界征服する Ep,4

 前回のあらすじ

不遇な人生を送っていた安藤仁は、ある日トラックに引かれ異世界に転生してしまう。異世界で手にしたモブキャラスキルでトラブルに巻き込まれながらも、前を向いて歩いていく。荒れた世界を救うため、が今【魔王戦】が始まる!!

何やかんやあって、経った1ヶ月間だったが、ロウナは大きく成長を果たした。

「今のロウナさんを解析しましょう。」



NAME オクル・ロウナ

 Lv,3→Lv,152

 魔力98→魔力2083

 握力32→握力97

 IQ105→IQ120

〔メインスキル〕

『変身』

〔応用スキル〕

『部分的変身』、『改変型変身』、『強化変身(レベルコピー)』、『外見変身(ルックスコピー)

〔サブスキル〕

『解読』、『魔の眼』、『強化』、『収納』



「ハカセ、その〔サブスキル〕って何なんだ?」

「〔サブスキル〕は、メインスキルとは違い、レベルを上げると入手出来るスキルです。何レベルでゲットできるかっていうのは個人差ありますけどね。『解読』は言語翻訳、『魔の眼』は、魔力などを見る、『強化』は、力の消費が大きくなる代わりに、単純な肉体的強化がされる能力、『収納』は、ある一定の重さまで、4次元空間に物をしまう能力です。」

───そんな某青狸みたいな能力があったのか。

 驚きつつも手に持っているペンと手帳を、試しに使ってみることにした。

『収納!!』

 詠唱すると、手元辺りにゲートのようなものが現れ、収納することが出来た。

「結構便利だな、これ」

「と、まあこんな感じですが、如何しましょうか王様。」

 そう、今のは2人が復活した直後の出来事。王様に呼び出しをくらい、紹介をしていた。

「サブスキルも充実していて、レベルも中々。あとは対人戦を少しすれば大王にもなれるな。」

「だだだだ大王ゥ!?王様、ロウナが大王に!?」

 実際自分も少し驚いていた。ベタな展開ではありつつも、直面すると反応は変わってくる。

「大王か…」

「何より、驚くべきはその成長スピードだ。軽く見積もったとはいえ、Lv,50をそこまで優に超えるとなると、相当の才能の持ち主だ。他の大王も認め…る…だ…うーん…」

 最後の方は自信なさげに声が小さくなって言った。

「何かあるのか?」

「いや…スライム大王や、カユウさんは了承してくれそうだが…」

「あっ…そうですね…」

「ニャー…」

「あともう1人が問題なのか?」

「問題と言うとまずいんですが、少し()()()()な方で…」

 王様は堪えきれず、吹き出していた。何となく分かった。凶暴な奴っぽい。

「まあ、そこは何とかしよう。大事なのはそこの2人だ。ハカセはサポートとしてなんとかなるが、音子(ねこ)が少し不十分だな。」

「ハッキリ言ったニャね。普通に傷ついたニャよ?」

 実際、俺は修行を経て、強化され、ハカセはサポートとして立ち回れるからいいが、音子は困る。

 というか【魔王戦】は、言い方的に団体戦らしい。

「いや、一つアテがあるな。」

「シンさんですね…?」

───シンというのはあの男か。

「呼んだ?」

 驚き、何てものでは無かった。上から突然シンの顔が現れたのだ。

「うあああ!!」

 思わず殴りつけた。はずだった。触れたはずの手は、少し右に行っていた。

「事情は聞いたよ。特訓したいんだって?ちょっと外に来て。」

───そういえば、前にシンとあった時も「事情は聞いた」と言っていたな。まさかあれって…

 数秒して、ボロボロになって音子が戻ってきた。

「手加減とか無しかニャ!」

「ごめんごめん。時間がなかったから。」

 やはりシンはニヤニヤしている。だが、服装が変わっているのは何故だ?

「ロウナ君は知らないか。僕のサブスキルで、時間が経たない4次元空間に送って、修行をしてたんだ。でも公平に1ヶ月しかやってないから、安心して。」

 何も安心は出来ないが、と思いつつハカセに聞いた。

「ハカセ、音子のレベルとかどれくらい上がってる?」

「えと…魔力が503、Lvが…76!?超えてる!!」

 魔力をレベルが超える。これは理論上有り得ることではなく、実現したのは第弐拾(にじゅう)代魔王だけ。それがシン・レジンという男だ。

───これが…

「普通に修行してたはずなんだけど…おかしいな?」

 ちょっとまずそうに、だがニヤニヤは絶やさずシンはそういった。

「これで決まりだな。【魔王戦】には、この5人が出場す…」

「あ、俺は出ないよ?」

 シンが当然のように言った。

「え…ええ!?シンさん!?出ないんですか!?」

 ハカセも語尾が「!?」になるほど驚いている。当たり前だ。これほどの人が出ないとなると、優勝の線はさらに薄くなる。

「…まあ、予想は着いていた。」

 王様は焦りながらも、落ち着いて言った。

「出るのは5人、俺を含めるとしても1人足りなくなったから、家臣を…」

「必要ない。」

 全員が話す後ろから低く、ワイルドな声が聞こえてきた。

「このタカシ、【魔王戦】に出るとしよう。」

「タカシが【魔王戦】にでるぅ!?」

 タカシとは、突然変異種の言葉を話すニャーパールーパーだ。転生時にポケットに居て、いつの間にかどこかへ行っていた。

 「タカシ」は自分が着けた名前だが、居なくなる前に本人?にも話した。

「規約上は出ても問題ないが、戦力になるのか?」

「おいおい王様。ズバッと言ってくれるな。俺ァあんたを上回るって言っても過言では無いくらいにはつえーぜ。」

「ならやるとするか。」

 バチバチの状態で外に出て、数分後2人ともボコボコになって帰ってきた。

「俺より強いってのは過言だったが、強かったのは本当だった。」

「これで決まりだな。俺様を含む5人でこの、ロウナ隊結成だ。」

 こうして、俺たちロウナ隊は結成された。

 魔王への道のりを今日も進んでいく。

まあ、定番ですね。今回。

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― 新着の感想 ―
 なんか呆気なく当たり前のように蘇生していたふたり。うん、ファンタジー世界だと本当に軽い。  そしてキャラの異常な成長やはり呆気なく当然の如し。なるほどライトなノベルだわ。  でも、この軽さが現実を忘…
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