最悪の不死身キャラスキルで世界征服する Ep,15
題名はそういう表現なので、ミスではありません。紛らわしいことしてすいません。
『死鞭!!』
左手から黒い鞭が出てくる。
「強いものほど、弱くもなる。プラマイゼロだ。」
腕を刈り取られはしたが、腕が壊死しただけだった。
「触れただけで死、それの遠距離なんて可能なわけねぇだろ。」
だが、それは俺も同じ話だった。ただの変身ならスキルをコピーすることは可能だが、PPの消費は激しかった。それにPPの消費を抑えるためにスキルはコピーせず、巨大化のみに絞った。
残った右腕で攻撃して死の動きを制限しつつ、左腕を再生させた。
「距離が詰められないな。仕方ない。」
そう言うと死の上空から先程の紫色のポータルの大きい物が出てきた。
そこから、恐らく死の部下が7人出てくる。
『魔の眼』で名前を見ると、左から『悪』、『汚』、『血』、『老』、『罪』、『病』、『暴』となっている。
「必死なんだな。死。」
「父さんとすら呼ばなくなったか。幸也。」
話途中にも関わらず空気の読めない『暴』が、攻撃してくる。強いことに変わりは無いが、そこまで驚くようなものでも無い。
「てめぇが魔王かァ!」
話している途中もオオカミのような爪をブンブン振り回している。
段々避けるのもキツくなってきたので、『部分的時差変身』で足をダークビッグオークに変身させ、蹴りつけた。
「痛ェな!」
「一人で行くからだ馬鹿。」
罪が諭す。
「さあロウナ。お前の罪はいかほどだ。」
『死刑』
罪は相手が今まで他人に与えたダメージを、一度に受けさせるスキル。それを応用し具現化させたのが『死刑』。
「この斧の中にはお前が今まで他人に与えたダメージが入っている。」
そして禍々しい斧を振りかざそうとした瞬間、空が光り輝いた。気づけば周りの市民たちはどこか遠くに飛ばされていた。
〚雲『=』刀〛
空から大量の刀が落ちてきた。およそ1万本。
「は?」
部下の内3人程が刀が刺さり吐血した。
「ダイ…様…!」
病が死に手を伸ばすが、死は軽蔑するような目を向けて、蹴りつけた。
「あの男桁違いだ…!」
悪は腕に刺さった刀を抜いて悪態をついた。
怒り狂って技を発動させようとした瞬間真っ二つになって、悶えていた。そのままベチャッという音とともに上半身が血溜まりに落ちた。
「狙いはロウナか。ダイ。」
笑みを浮かべながら上空から降りてきたシンが死に聞くが、その表情の奥に怒りを感じた。
「よくやったロウナ。」
そう言うとシンはロウナを眠らせようとした。
「後は俺に任せろ。」
「待てシン。」
シンは不思議そうな顔をしてこちらを見ていた。
「死ぬなよ。」
「死ぬ訳ないだろ。」
いつものようにニヤリと笑った。
「俺はシン・レジンだぞ?」
そう聞くとロウナは眠りについた。
「さあ、リスタートしようか。ダイ。」
ロウナをテレポートさせ、睨み合う。
「俺のスキルは『=』。等式の計算式上の左辺と右辺を決めるとそのふたつの物体を同化させられる。」
ダイは一息置いて納得したような顔で開示をした。
「俺のスキルは『死』。左手で触れた相手を殺す。」
死と生の戦いが今始まった。後にこの戦いは、「第壱次惑星大戦決着戦」と呼ばれる。
シンの事を五〇悟って呼ばないでください。図星なので。




