に
週1と言いつつ、すぐさま2話目を投稿するバカがここにいます……
だって、はやくTSさせたかったから……!
「ふぁ……ねむむむむ……?」
次の日の朝、この日はいつもと違った
違うこと其の1、自分で起きれたこと
これって結構大事だよね、いつもは起こされるまで寝てるし……むしろ起こされてからも寝ちゃうし……
違うこと其の2、なんかパジャマがめちゃくちゃ大きくなってること
これは……なんだ?新手の嫌がらせか……?最近身長が縮んだ事に対する弄りか……?悪趣味だなぁ
違うこと其の3、なんか声が変なこと
うん、風邪でも引いたか……?確かに昨日はいつもより長く風呂に入ったが……それか……?
違うこと其の4、なんかその……髪が長くなってるんだが……?
いやいや、これは無理があるでしょ!?校則で耳にかからない程度に切ってたよなぁ!?頭掻いた時に気づいたけど、肩くらいまで伸びてるんだけど、この一夜で!ありえないでしょ!?……起きてるんだから仕方ないのかぁ……?
違うこと其の5、あれだ身長が縮んだ
この前のことじゃないんだ……今なんだ、測ってなくても分かるくらい目線が低いんだ、ベッドがいつもより高いんだ……
違うこと其の6、言いづらいというか自分でもビックリなんだけどさ……顔が違う
はぁ?って思うだろ?なにいってるんだこいつって思うだろ?いや、違うとこ上げながらとりあえず顔洗いに行ったわけですよ、裾を巻くって、そしたら鏡見るじゃないですか、そうすると顔が見えますね?これ僕の顔じゃないんです……なんですかこの子、少し茶髪が混じったつやつやの髪の毛、困ったように開かれたくりくりした目、見ただけで分かる柔らかそうなほっぺ、小さな唇、長いまつげ……これが僕です……はぁ?……はぁぁあ!??これってどう見ても女の子
女の子……?ってまさか……!?
……違うこと其の7……はぁ、男の象徴が無くなってました……
嘘でしょ……嘘だよねぇ……!?まだ使ったことないのにぃ!!
「誰でも良いから嘘って言ってぇ!!!」
「嘘ぉーーーー!」
「ありがとぉーー!こんちくしょう!」
お母さんありがとう……でも、今はそのノリ要らないかな……
◆ ◆ ◆
とりあえず、今学校です
お母さんは意外とすんなりと信じてくれました。理由は僕がお母さんのちょっと他の人、特に子供には見せられないような大人の本の所在を知っていたからです……こういうときに便利だよね、こういう情報
もちろん制服はサイズが合わないので、仕方なくジャージ登校です。保護者随伴で……なので、周りの視線が痛かったです……ついでに僕のお母さんの顔を見たことかある人もいるので僕の正体も分かるかも知れません、覚えてるかどうかは別としてだけどね
学校は、半信半疑でしたがなんとか分かって貰えなかったとしてもとりあえずそういうことにしておこうという雰囲気が出てましたが、まぁあとで役所にも行くし、健康診断、DNA鑑定、親子鑑定もするということで落ち着いた。あちらも仕事があるので僕にばっかりかまっていられないからね
まぁ、そんな用事も終わったので、お母さんは遅い出社、明日無理矢理にでも休みを勝ち取ってくると言ってた
一方の僕はまぁ学校に来たしそのまま帰るのもなぁと思い授業を受けることに、ちょうど今は──現代文の時間らしい
とりあえずノックしてから入るか……気まずいし
「はい、?」
「失礼します。遅れました」
先生が困った顔をしてる
えっと……?名乗ったほう良いよね
「み、水無瀬です……水無瀬晴です」
「あ、あぁ……話は終わったのか?」
「や、やだなぁ終わったから来たんですよ?」
分かり切ってること聞かないでよ……し、視線があつまってるから、痛いから、刺さってるっ!
自分の席に向かって歩くがスリッパを借りてるし、なんかこのスリッパとっても大きいから歩きにくい。
不気味なくらい静かになった教室にペシペシという音が響く。
なんとかいつもの席につき、教科書などを出すけど……なんか急にざわついたなぁ……
「皆さん静かに、授業を再開しますよ」
と、言って先生はざわめきを抑えようとしてくれるが
「あ、えっと……どこを読んでましたっけ?」
おいおいおい、しっかりしてよ先生
この言葉にクラスが笑いに包まれる
15行目からですよー
先生もびっくりしてんじゃん
しっかりしてよー
大丈夫ー?
などなど、授業とは思えないほどの笑いと台詞が飛び交った
◆ ◆ ◆
で、あれからというと
気まずい!この一言に限る!
いや、だって考えてみ?授業中に同級生しかも男子と名乗る女の子が入ってくる。その時点ではぁ?ってなるでしょ?でもでも、そんな奴に話しかける奴なんか居ない、だって訳わかんないしね!
そんな訳で、本日のお昼は一人飯ー、さみしぃーなぁー
今日は結構、朝にごたごたしたのでパンを持ってきましたー!ぱちぱちー、じゃあいただきますー
「おい、なに1人で食べようとしてんだよ」
「ふぁっ!?」
後ろから声をかけられ、右の肩に手を置かれたのでつい振り替える
「なにぃ!?」
「柔らかっ!?」
振り替えると、そこには指があってむぎゅっという効果音が鳴りそうな位の勢いで僕のほっぺに刺さった
まぁ、それをやったのは例のごとくあいつ【長谷川真二】で……
「むむ、またお前か……いいのか僕になんかかまって、他の人達はいいのか?」
「いや、いいって訳じゃないけどさ」
「じゃああっちに混ざったらいいだろ?こんな奴と一緒になんなくてもさ」
ほら、まただ……視線が集まってくる
「だから、違うとこ行けっての……」
「はぁ……、ここで食べる」
「……はぁ!?な、なんで……」
バカじゃないのか?違うとこ行けって言ってるのにここに居るって
「なんでもないだろうが、そんな泣きそうな顔されたら放っておけないだろ?晴」
「っ!?は、はぁ!?べ、別に泣きそうになってなんかないし!」
な、なに言ってるんだこいつ!なんか目のとこが熱くなってる気がするけどそんなんじゃないし!
「はいはい、でも俺がお前と食べたいんだ。いいだろ?」
「……す、好きにしたらいいんじゃない?」
「おうおう、好きにさせてもらうぜ」
ま、マジでここで食べるつもりか……
寂しく無くなって嬉しいとか、思ってないし……おもってないからな!
僕と真二は会話もなく食べていく
「…………なぁ、真二」
「ん?なんだ?」
そんな気まずい雰囲気を断ち切ったのは意外にも僕だった
「パン、もう食べれないから食べてくんね?」
「……はぁ?まだ2個目口付けただけだろ?」
「いや、まぁそうなんだけどさ……もう入らなくて……」
本当に入らない、1口食べたらもう無理って感覚になった。なんかもう食欲ないし……
「ほら、お前なら入るだろ?」
「まぁ、いいけどよ……ほんとにいいのか?」
「良いって言ってるじゃん、はい、あげるから食べて?」
「お、おう……貰っとくわ」
なぜか真二の奴戸惑ってるな……なんでだ?まぁいっかー
ノリと勢いで書いたので文がおかしくなってないか不安です……(あとで読み返してきになったら直します……)
ちなみに、今回投稿したから来週休みだーってことにはしません。ちゃんと週に1回は投稿します!目標なので!