お仕舞
これにてお仕舞。
「「おぁぉぉ!!」」
男子達の争いの末に、ボールが宙を舞う。
「「届け!」」
二人がボールに手を伸ばす。
「はい、十分。」
二人の横から鮮やかに跳び、ボールを掴んだのは五里松先輩。
「時間だ。片して帰れ。」
「「「「はーい。」」」」
「あと、俺が好きなのは30代の落ち着きのあるタイトスカートが似合うお姉さん系だから!年下には興味が無いから!ハーレムなんて望んでいないから!
1人……たった一人好きになるので俺は精一杯だから……」
「「「「はーい?」」」」
「兎に角!さっさと帰れ!」
4人を一喝して五里松千代は体育館を後にした。
4人共、破れましたね。
と、いう訳で、五里松を4人が思い思いに思う。タグのハーレムは『五里松ハーレム』という事でした。
題名の『箒星』の意味は、人物相関図を描くと五里松を中心に4人に線が伸び、五里松はお姉さん系に線が伸びて、あやとりの箒のような人物相関になる事。
でも、あっという間に見えなくなるから………ってところです。
と、いう訳で、一体全体どのくらいの人が見て、どのくらいの人が騙されてくれましたか?
まんまと作者に嵌められた人はネット倫理に反しない範囲で感想欄に是非、文句を。
そして、レビューを書いて是非、自分と同じ嵌められる犠牲者を増やして下さい。
それこそが本作の正しい楽しみ方。
正に愉悦!