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光り輝く聖剣といえばフロムの月光
聖剣というには禍々しいけど
いいですよね、あれ…
もちろんこの小説における聖剣はあんなに恐ろしい感じの光りではなく、もっと清らかな感じの真っ当な聖剣です
聖剣を携えて(くっつかれて)、同行者とふたり再び勇者・聖女を探す旅に出る主人公
道中たびたび魔物に襲われ、微妙な使い勝手の聖剣に苦労しながらも自分の剣技と同行者の助けで切り抜けていく
旅の中、魔王(or魔神)の勢力が無垢なるもの(要するに子供)たちを生け贄に、人間側の主要国の都を消し飛ばす大魔法のための大規模な儀式を準備しており、各地で子供たちが浚われているという噂を聴く
立ち寄った村で子供たちが浚われる現場を目撃した主人公は、噂は真実であると確信
義憤と自国の危機に主人公は勇者・聖女探しの旅を一時中断し、儀式を阻止すべく動き出す
10年近い旅によって培った人脈を利用し子供たちが集められていると思われる場所(神殿か館か洞窟かは決まってない)を特定し乗り込む主人公と同行者、魔物の群れを切り抜けたどり着いた儀式の間そこで待っていたのは今まで見たこともないような強力な魔物だった
自慢の剣技で傷を与えることはできるが、相手にしている魔物は再生能力を持っており、自分では使いこなせない切れ味鈍い聖剣では、この魔物に致命傷を与えられないと悟る
疲労が限界近くに達した主人公は、イチかバチか自分の乏しい魔力を武器の魔化(武器に魔力を流し込み性能を強化する)に回す決断をする(この世界では魔力切れを起こすと気絶する、相手を倒し切れずに気絶すると当然殺されるので最後の手段になる)
意を決して聖剣に魔力を流し込んだとき、聖剣が光り輝いた
通常の魔化では鈍く光る程度であり、異常なことであったが、時間のない主人公は深く考えずに聖剣を構え、眩しいほどの光を伴う斬撃で
魔物を一太刀で両断した
同行者(ホ○ミン的な人)、プロットで書いてみると全然活躍しないな…
自分の頭の中ではいろいろ働いてくれているんですけどね
あと、主人公が勇者たちと本格的に旅をするころにはホ○ミンと同じように、主人公たちとは別れさせたいんですけど、どうしよう
殺すのはなんかな…