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設定資料:グラットン

挿絵(By みてみん)


 ストーリー開始時より33年前に販売された輸送船『ヤヌジャGC510』の改造船。

 元々は軍用に開発された船であったが、GC510の特徴である高速・高機動性が輸送船としてはオーバースペックであったこと、また燃費、整備性、操縦の安定性が劣悪であったことから、軍に採用されることはなく民間向けに販売された。


 販売後、数年で製造会社が倒産したため、製造されたのはわずか100数隻。

 製造会社の倒産で部品の調達は困難となり、元来の整備性の悪さと相まって、ストーリー開始時に『ステラー』に現存するGC510は、グラットンを含めて十数隻程度である。

 そのためか『シップ・コレクター』の間では人気の高い船となっている。


 ストーリー開始時から32年前、ボッズ・グループが3隻のGC510を購入した。この内の1隻が『グラットン』である。

 他の2隻は危険な任務の最中に墜落、あるいは故障し、グラットンの共食い整備用の船となった。


 シェノがグラットンを所有する以前、グラットンは3人の所有者を経ている。

 特に2代目の所有者はグラットンを20年以上乗り回しており、グラットンに様々な改造(レーダーの強化、スラスターの増設、エンジン推力増加など)を施した。この改造により、AIの補助はあるものの操縦の安定性はさらに悪化、非常にクセの強い、パイロットを選ぶ船となる。


 2代目の所有者が命を落とし、3代目の所有者が早々に死亡すると、ようやくシェノのもとにグラットンがやってきた。

 だがこの時点で、グラットンは製造後28年が経過していた。そこでシェノは、アビオニクス類(電子機器類)を総入れ替え、また電子戦への対応で防御力を高めると同時、ブラスターの威力を増大させ戦闘力の強化にも努めた。


 相次ぐ改造によりグラットンは複雑な作りとなっており、慣れた者でなければ整備すらおぼつかない。

 また、シェノによって搭載されたアビオニクス類と元来のAIの相性が悪く、早い周期でのメインコンピューターの調整が必要になる。

 加えてエンジン推力の増加で燃費はさらに悪化、グラットンは非常に手間のかかる船となってしまっている。


 欠点の多い輸送船ではあるが、それら欠点のほとんどはパイロットの操縦の腕と整備性の高さで補うことが可能。優秀なパイロットならば、グラットンは高速、高機動、高い防御性、高い攻撃力、豊富な積載量を誇る銀河最強の輸送船となる。

 

 まさにグラットン——大食家の名に相応しい輸送船だ。

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