サイコとデブとスチールウール
小説書くのは、はじめてなのでアドバイス等あったらください
「もし世界がゾンビまみれになったらどうするよ?」
そんな中二病なことを言い始めたのは、永遠の中二病20歳「オジサン」だった。
ボサボサの髪に無精ひげ、死んだカエルのような目をした男。
到底20歳には見えないその容姿から仲間内では、オジサンと呼ばれていた。
「そうだな、まずみんなでここに集合だな。話はそれからだ。食いもんもある、たくさんな。」
そういう彼は、ここの家主である寝てるか起きてるかわからない目をした自称骨太のデブ「シマ」だ。
オジサンの一番古くからの友人で冷静デブ、一食抜いたら死ぬ。
「ならばここを要塞にしようではないか諸君!!」
そう大声をいきなりあげたのは、天然パンチパーマで自然と軍事をこよなく愛す。
喋るスチールウールこと「センセイ」だった。
なぜセンセイと呼ばれてるかというと
彼は、オジサンのプラモの師匠でオジサンが先生、先生と呼んでいたのが定着してしまったせいだ。
手先が器用で物を作らせたら右に出るものはいない。
そんなくだらない話をした次の日のこと
オジサンは、外が騒がしいことに気が付き目を覚ました。
一体何事だと窓を覗く。
「JESUS!!JESUS!!マジでARMEN!!」
そう窓からみた光景は、「人間を食らう化物が徘徊する地獄」だったからだ。