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不器用社長  作者: sde
4/4

ストーカー

大変お待たせしました

事務所にて。それぞれが仕事をしていたが、リカは携帯をいじりながら仕事をしていた。「ブーブー」タバコを吸っているときもどんな時も「ブーブー」と鳴り響いていた。社長はいらだちが頂点に達し休憩中にタバコを吸っているとき「なあ、リカ、携帯没収な」と言いリカの携帯を取り上げた。リカは「え?」といい驚き「返してください、社長!」といったが、「ダメだ!四六時中使ってんだろ?いい加減にしろ」「そ、そんな困ります!」「うーん、そうだな。三日没収」「そんな・・・」





事務所に戻ると社長の机の上でも「ブーブー」と鳴っていた。

「カチ・・・」と社長は電源を切った。秘書が「社長、その携帯誰のですか?」「ん?リカのだ。うるさいから没収した」「そんなかわいそうなこと」「そうですよ、返してあげましょ」秘書はニヤッと笑い「彼氏かもしれませんよ?」というと「な!?」と言った。




その日の夜。誰もいない事務所で社長はリカの携帯のスイッチを入れた。携帯を見るとメール、電話すべて100件以上来ていた。

「なんだこれは?」




三日後。喫煙所にて。リカは「社長、三日たったので携帯返してもらえませんか?」「ああ」と言いリカに携帯を渡した。

リカはすぐに携帯を取り何かを打っていた。




事務所とは別に前室という部屋があり明かりをつけないまま社長は一人で考え込んでいた。「一体誰なんだ?毎日100件以上メール、電話俺の女によこしやがって!あの件数絶対におかしい!何かリカは俺に隠している。本人に聞くか?いやそんなことはできない・・・ならばあれしかない!」カチッ。電気がついた。秘書が現れ「何してるんですか?お昼ですよ」



次の日。リカは事務所から出ていった。社長は立ち上がりリカについていった。さっさ。と壁つたいにあとをおっていく社長。すると後ろから声がかかり「社長、何されてるんですか?」「あ、さなえちゃーん元気?」「ええ、おかげさまで。またゴルフ行きましょうね」「ああ、いいぞ」と話しているとはっと我に返り、振り向くとリカは角を曲がっていた。「まずい!」と思い「じゃあ、またな!」といい走り角を曲がるとそこには誰もいなかった。

辺りを見回したがリカの姿はなかった。

「くそっ!見失ったか!」といい事務所に戻ったが、「な!なぜリカがそこに?!」「社長何されてたんですか」「別にいいだろ?」「良くないですよ、取引先からお電話ありましたよ」「ああ、わかった」


と言いすぐに電話をかけた。五分後。「では、その日に」といい電話を切った。

仕事をしていたが、「なあリカ、さっきどこに行ってた?」「お手洗いですけど・・・?」「そうだったのか!」といい頭を抱えた

リカは「?」と思い首を傾げた

次の日も次の日も不発だった。次の週の昼。

「今度こそ!」と言いリカの後を追った。リカはどこかに行く最中に同僚の男性と話をしていた。「あいつ・・・。」と黙って見ていると、「誠何してるの?」「今は話しかけないでくれ」「どうして?」「俺は今忙しいんだ」「どこがよ」「あーうぜえーな、誰だ、お前?」と言い振り向くと人事部の部長の都城玲だった。「おえーーーーーー」と言い驚く社長。「お前いつの間に」「え?ずっといたけど?」社長ははあーーーとため息をつくとリカは手を振りまた歩き出した。

社長はまた追い出した。リカはエレベーターに乗り込もうとしていた。玲は「?」と思っていた。社長はリカについていくと外に出た。

リカは信号機を渡りとある店に入った。



社長はリカについていくと外に出た。リカは信号機を渡りとある店に入った。社長は「こんなところにこんな店が!」と驚き店に入った。店の中でリカは席に座り、メニューを見ていた。「ふふーん店で飯か!ふっふっふ」と思いリカの向かいの席に座った。社長は「リカ?」というとリカは「はい?」といい前を向くとそこには社長がいた。

リカは「え?!何で社長が?こんなところまで・・・?」「やあー奇遇だね!あー腹減った!」「あの・・・でも社長は会社からご飯が出るはずじゃ?」「ん?たまにはいいじゃん?でもなんで一人で食べてんの?」「たまたま一人だっただけですよ。いつもはほかの方と食べてるので」「おおーそうかそうか」と言いうなずいた。

二人はメニューを注文し、食べていた。社長は「ふーん、なんだかんだ楽しくやってるんだな」と思った。

「おいしいじゃねーか」「ええ、ここのお店気に入っているんです。雰囲気も良くて素敵ですし」「へえーーー」「まあ、値段もそこまでないしな?」「そうなんですよ。コースで800円ですしね」会計時。店員が「お会計は?」というと「えっと・・・」といいリカは社長を横目で見た。社長は「しまった!俺何も持ってきてねえ」と思い焦る社長。社長は我に返り「わりい俺一千も持ってねーや・・・」リカは「いいですよ、じゃ私が払いますね」といい会計を済ませ二人は会社に戻った。

事務所に戻ると「あれ、社長、リカちゃんと一緒だったんですか?」

「ああ、ばったり会ってな」「もうそれならそうと言ってくださいよ!電話かけてもここでなるし?どうなってるんですか?バカなんですか?マヌケなんですか?」社長は秘書の質問を無視し、「そうだリカ、いくらだったかな?」「ええ!奢ってもらったんですか?普通金持ちが払うでしょ!金持ちが!」社長は「何も持ってなかったんだ。まさか外に出るとは思ってなかったからな」「は?」全員が固まった。

「今の発言なんですか?もしかして・・・っつ!」社長はやばいと思い秘書の口をふさぎ、「いや、違う!ばったり会っただけだ!」秘書は口をふさがれたままだったが、「何してるんですか?このストーカー!」と言っていた。

そんなある日。

リカは「資料とってきます」秘書たちに「はーい」「お願いします」と言われ事務所を出て行った。社長もついていこうとしたが「社長、どこに行かれるんですか?」といわれると「トイレだ」と言った。

リカはエレベーターで地下に下り階段を下りて行った。

社長はそろりそろりとついていった。

リカは資料室に入り「えっと、AK4920692」と言いながら本棚を見渡した。「うーん、ここかな?」と言っているとコトっと何か置かれる音がした。「あ、もしかしてこれ?」といい手に取った。

「えーと次は39402・・・」と言い本棚の棚を見ていた。すると、向かいの上の本の上に本が置かれていた。リカは本を手に取り5冊程度見つけた後「えーと次は・・・」と言い歩くと「コツコツコツ・・・」と足音が聞こえた。リカは「え?」と思い歩くと「コツコツコツ・・・」

歩く「コツコツコツ・・・」止まる。歩く「コツコツコツ・・・」止まる。リカ「誰かいる!?」「コツコツコツ・・・」とついていく音「コツコツコツ」

そして二人はばったり鉢合わせした。

リカ「キャー」

社長「ギャース」

二人は黙った。

沈黙を破ったのはリカだった。リカは「どうして社長がおられるのですか?」「いや、奇遇だね、俺もここに用事があって・・・。ついでに手伝ったから!スムーズに探せただろ?」「あ!そういえば・・・?」

と思い本がすぐに見つかったことを思い出した。リカは「あ、ありがとうございます、でも社長11時から会議では?」「あ?」といい時計を見ると5分前だった。「ギャーーース」といい猛スピードで去っていった。「ああ、大丈夫かな?」

どどどどどどどど・・・。「何?何?何?」社長「セイフ!」といい扉を開けた。1分前だった。

「どこがセイフなんですか?大体トイレ長すぎでしょ!」と怒鳴られた。社長「間に合ったんだからいいだろ?」「もうどうせリカちゃんをっ・・・」と言ったが社長は秘書の口をふさいだ。

事務所の前で「もう変なことしたら嫌われますよこのヘンタイ!」「な?お前に言われたくねえ」「はあ!?ふざけんなこの!」「なんだその口答えは!」

事務所内にて。「あいかわらずね」「ですね」リカは「?」と思っていた。

社長はこう思っていた「はあー結局何もわからなかった。本人に聞くしかないか・・・」

「なあリカ、前室に来てくれ」「あ、はい」「何かな?」とリカは思った。

前室にて。社長は「なあ、リカ…お前何か俺に隠していることあるだろ?」リカは「え?何のことでしょうか?」「とぼけるな携帯のことだ」

「あ・・・えーとそれは・・・」「実はストーカーにあっていまして」

社長は「な!?俺のことか・・・」と焦りだした。リカは「以前の会社でお付き合いしている方がいて、別れたんですが、それから間もなくメール、電話が届いて・・・付きまといの被害にもあって。警察に相談したのですが、注意くらいで終わって・・・女性の社長に事情を話したところ今の会社を紹介いただいて・・・」

社長「それで中途だったのか?」「はい」「で、今は?」

「今は病院にいることになっています警察は相手をしないほうがいいというので無視しています。でもいつバレるかは時間の問題ですね・・・」と言いリカは少しうつむいた。

「そうだったのか・・・ん?待て!」と思いリカの手を取り「ごめーん、俺もストーカーしてた嫌だっただろ?な?な?ごめんな」

「え!え!偶然だったんじゃないんですか?」

「あ・・・!」「あ・・・!」

社長はきびすを返し、窓の外の景色を見た。「そうか・・・。確かにばれるのも時間の問題だな・・・。うちはセキュリテイが強化されているが、いると分かれば入ってくるだろう・・・」「ええ」

社長は考え席に着き「そうだな・・・とりあえずはあいつらに言っていいか?あとGPSもつけさせてくれ」

「いいですけどご迷惑じゃ?」そんなこと気にすることない、お前の命のほうが大事だ!な?」「しかし・・・」

「じぶんで何とかできることじゃない。相手はお前の命を狙っているはずだ。ニュースでもあっただろ?ストーカー犯は全員人殺しをしている。そうしないと気が済まないやつなんだ。俺が仕留めてやる!」「ははあ」

事務所に戻り事情を話した。「え!ストーカー?リカちゃんが?」「ああ、そうだ。みんなでリカを守ろうよ」「でもGPSをつけたってすぐにばれるんじゃ?」

「ああそれはこの小型の奴とケータイにつけるんだ。どちらかが残っていれば場所を特定できる!」「おおー!さすがストーカー!」

「な!」「そうですね。あれだけストーカーしてればね」

「さすが社長」

「お前ら俺を馬鹿にしているのか!いいかげんにしろこの!」

けんかになった。「あ、あのありがとうございます」

「ううん別に気にしないで」「そうですよもう仲間じゃないですか」

「何でも言ってね」「は、はい」

「まあストーカーは何の役にも立たないでしょうけど・・・」

「な!この!」「キャー」「キャー」「なんでおれをたたくんだ!」

「この!この!」リカは笑った

          



                         つづく



           


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