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【プロットタイプ】ラズベリー菓子強火担

作者: 秋暁秋季

注意事項1

起承転結はありません。

短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。


上手い回答が出来ない人間なので、感想欄閉じてます。

これは読者様の問題ではなく、私の問題。


詳しく知りたい方は代表作の『作品と作者の注意点』に書いてあります。


注意事項2

〇〇ゼのギモーヴケーキ、また売ってくれないかな〜って。

ラズベリー系のお菓子食べる度に思うんですよ。

好きなお菓子は数あれど、好きな甘味を一つ選べと言われたらやはりラズベリーである。『ストロベリーでは駄目なのか』と言われたら、『パンチが圧倒的に足りないんだよ。ストロベリーは甘さ全振りで優しすぎると思わないかな?』と肩を掴んで、目ん玉をかっ開いて言いたくなる。

まぁだからこそ、そうしたお菓子には目がないのである。


「瑠衣たん。おみゃーだよ」

そう昨日と天と地程もある、にこやかで異様な程に高揚した状態で、俺に何かを渡して来た。

先ずは袋を確認する。掌サイズの小さな袋。基調としているのは淡いピンク。そこに中に入っているであろう菓子の写真と、ラズベリー、コンビニのロゴがプリントされていた。

『おみゃー』つまり『土産』というのはどうやら、このコンビニ菓子であるらしい。

「どしたの、瑠衣たん。鏡花に分けてくれるの」

目が爛々と輝いている。俺に対する土産、というのは、俺に全てを渡している様で、そっではなく。そのお零れに預かる気はやはりあるらしい。

「食後な」

「モチのロン」

そうして夕食後、袋をこじ開けて中身を出す。プリントされたものよりも、ややチョコの割合が多い気がする。ただ製造工程を想像しても、同じものは二つも出来ないだろう。

個性を感じながら、一口サイズのそれを口に入れる。描かれていた通りの味がする。パンチの効いたラズベリー。けれどもやはり、今口に入れたものはチョコの割合が多い分、甘く感じる。

意外だったのは食感だった。かなりしっとりしている。チョコクランチやスナックの類だと思っていたが、意外とそうでは無いのだな。

「そーそー。瑠衣たん、甘いの得意じゃないっしょ? あ、嫌いではないと思ってるけど、あんま食べたがらないと言うか。拘りが強いと言うか。餌に煩いデカ猫……。あーちょいちょい。袋を独り占めしないで」

「一言多いって言われるだろ」

「まぁまぁ、買ってきたの私だし、ケチケチしないでよぉ。それでさぁ、前に〇〇ゼで売ってたギモーヴケーキ、あれが凄く好きで、マジでめっちゃ好きで、一生分食べてたの〜」

口に菓子を入れながら思い返すのは、約十年程前の〇〇ゼのスイーツメニューである。期間限定で売っていた。価格の安さも相まって、手が届き易かったのだろう。

もう売っていないあの菓子は、彼奴の中で過去のものにしたくないのだろう。

「あの時からかな。あの時からラズベリー系のお菓子好き。お手紙出しとけば良かったかな」

「……それで変わるだろうか?」

「某ジャスミンティーを作っていた大手企業が、感謝のお手紙貰って定番化したって聞いたから。あの時の私はそこまでの発想なかったから」

〇〇ゼのギモーヴケーキが好き過ぎて、家族と出掛ける度に『〇イゼ行こう!!』と言ってました。

『期間限定』の文字があったので、『この時に一生分食らう』という気持ちで食べてました。


で、『こんな美味しいものが期間限定とか有り得ないでしょ〜? 何だかんだできっと恒常化するって〜』なんて舐め腐っていたら、気が付いたら無くなってました。


無くなってました。


だからラズベリー系のお菓子あると、何だかんだで買っちゃう。

今のチョコもそうだし、〇〇〇パイもそうだし、〇〇〇カットもそうだし。


美味しいんだわな。ただ期間限定だからさァ〜。いちごは年がら年中出してる癖に〜。


ストロベリー味は嫌いではないですが、『代わりになるでしょ?』というのはド地雷。

『パンチ足らないじゃん』。

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