表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
8/10

8 その後

 その後は毎日食事とお茶のカートを押して女主人の部屋に行くのが日課となった事以外は特にこれと言って変わりのない生活・・・ いや、ハリーと仲良くなって時折庭で話しをするようになった。



 それから奥様の部屋にはツヴァイさんがいたりいなかったり、偶に部屋の外で侍従のお仕着せを着て歩いていたり、メイド服を着て掃除をしていたりするのに鉢合わせすることもあり、ある意味心臓に悪い日々でもあった。


 言われた通りに食事はベッド下の床に放置したあと皿を片付けに時間をおいてから取りに向かう。


 この繰り返しだった。



 公爵閣下の事は全くわからない。


 召使は24時間全員が本邸にいるわけでは無く、仕事が終われば専用の宿舎で過ごすからだ。


 私は奥様付きということで夜勤は無く、朝から夕方までの勤務だった。


 同室のメイドが公爵様の夜の世話が忙しいと嘆いていたが、



 「奥様もお可哀想よね」



 そう言って同情された。


 どうやら毎日日替わりで公爵様の恋人達がやって来るらしく、私?? の出る幕はないらしい。


 ツヴァイさんはどうしているんだろうとも思ったが、よく邸を彷徨いてるから大丈夫だろうと勝手に思うことにした。


 母が死んでから、やっと人らしい生き方、しかも公爵邸のメイドになってから送れるようになったのがすごく不思議。


 暖かい布団の中で明日の段取りをしながら毎日ゆっくり眠った。



評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ