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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。
この連載作品は未完結のまま約5年以上の間、更新されていません。
今後、次話投稿されない可能性が極めて高いです。予めご了承下さい。

僕の中の天使と悪魔(?)がクラスに転向してきた話

作者:鈴木 水結
僕、渡辺一馬は昔から空想が得意だった。小さいころから孤独で、友達も遊び場も頭の中。当然人間関係はうまくいかず、高校に入学してからはいじめのターゲットに。
実行委員を押し付けられ、イラつきながら帰宅した一馬が「高校なんて早く出て大人になりたい」、そう思案した途端、今日も頭の中の天使と悪魔が討論を始めるのであった。

『いやいや、そんなことないって。むしろ大人の方が頭が凝り固まって柔軟な対応なんてできねーの! 老が言って知ってる?』
『こんな戯言に耳を傾けてはいけません。あなたの言う通り大人というのは心の豊かな人のことなのです。つまりあなたは学校の中でも特に心が豊かなのです。周りの人間はまだ心が育ち切っていないのです。寛大な心で許してあげましょう』
『聞いた? 心が豊かな奴が大人なんだってさ。ってことは社会に出ても心は貧しいままの子どもがいっぱいいるってことだぜ。だりーよな』

彼女たちはいつもそうだった。
二人は何か解決策をくれるわけではなく、言い争いを繰り広げるだけ。
いわば頭の中の雑音出る。

つらい高校生活で我慢の限界に達した一馬を見かねて、天使はこういった。

「やられっぱなしは美徳ではありません。あなたの人生を変えていきましょう」と。

そして翌日、二年四組には二人の転校生が舞い降りたのだった。
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