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アンダーグラウンド  作者: りょご
4/5

失恋

そして修羅場が突然訪れた。


玲にネタがバレていた。

なんともイージーミスな、ネタとパイプのしまい忘れが原因である。


必死に説明をしたが理解してもらえない。


100%先輩方のせいにしたが理解してもらえない。


自分は関係なく、昨日先輩がきた時の忘れ物と言っても信じてもらえない。


結局フラれてしまった。


独りぼっちになった櫂。

来る日も来る日も、地に足が着いていない感じでホアホアしていた。


結果自業自得。玲に内緒にしてたのが悪い。ってかやるな。


時間が経つ度に実感が湧いてくる。


辛い。


もうガンジャなんか辞めるからやり直したい。


いままで何も買わずに貯金していたのは、俺達の金。無意味。


考え込み、携帯を手に取った。


『・・・でねぇ・・・・・』


1日経ってもかけなおってこない。


完璧嫌われた。


そりゃそうだ。お堅い女だったもん。バレたら別れるのは知っていた。


フラれて一週間後、櫂は自暴自棄モードへ突入。

ガンジャにのめり込んだ。


17歳も過ぎ、毎日キメては仕事をしての繰り返しの日々。


知り合いも増えた。


4月生まれの櫂は車に興味が湧きだし、18になった瞬間のマイカーを目指し頑張った。


狙うは当時流行ったVIPカー。Y32シーマ。


免許と車代で100万ちょい。


でもガンジャ代や遊び代で金も最初よりは貯金できない現状。


そしたらいい話しが知り合いから聞かされた。


『黒服やってみない?昼夜両立して仕事してる人も沢山いるし。人手足らないらしいんだ。』

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