卓上演劇編1 地獄の門
全員部活に参加が義務付けられた学校の部活動に馴染めない4人が繰り広げる部活動。
「次は【地獄の門】についての説明だな」
「説明ばかりね。そろそろ飽きてきたわよ。あたしも。読者も」
「…同意…」
「二人共、そんな事を言わず、聞いて上げましょうよ」
「由宇。手短にね」
「そうだな。そろそろ遊びの方に行きたいが、最後に【地獄の門】だけ説明させてくれ」
「三行でね」
「地獄の門は5つ。甲乙丙丁戊。甲に行くほど鬼が強くなる」
「…何が違うの…」
「アクセサリーが出る確率だな」
「アクセサリーについては説明まだですよね?」
「手に入れてから説明する事にするよ。まずはテーブルトークを楽しもう!」
「それじゃあ皆行くわよ。あたしについて来なさい!」
「おいおい司。卓上演劇を楽しもうぜ。まずは出会いから。基本だろ?」
「面倒ね。だけど二人が初心者だし。基本通りにやるわ」
「良かったよ。プレイヤー側からのサポートもよろしくな」
「任せておきなさい。あたしはこれから【美雪】よ。二人共よろしくお願いします」
「…司が敬語…」
「司ではありません。あたしの名は【美雪】。無外流の女剣士です」
いよいよ次回から卓上演劇が始まるか?
次回予告は全くあてにはならない。