卓上演劇編1 キャラクター紹介
全員部活に参加が義務付けられた学校の部活動に馴染めない4人が繰り広げる部活動。
屋上、いつものようにカップルだらけの場所へと我が物顔で侵入する4人がいる。
我らが【主に会話で成り立つ世界同好会】の4人だ。
昨年、部室を失った4人の活動は場所を【屋上】と言う名のカップルの聖地へと移した。
そして、今日もカップル達に白い目で見られながら、活動を始める。
「晶。 鶴。 名前を決めてきたか?」
「由宇! そんな事よりも感謝と報告が先でしょう!?」
「…私達の世界が日間12位にいる…」
「読者数は増えないけどな」
「違うのよ! その認識が間違えていたの!」
「…私達はほぼ毎日…日間ランキングへ載り続けていた…」
「そうなのですよ。 栗戸さん。 僕達は日間ランキングへ載り続けて居たのです!」
「…その他〔その他〕…2ポイントでランキングに載る…」
「なんだってー」
「驚きが大根すぎね! だけど本当の事よ」
「つまり、日間ランキングへ載り続けてこのアクセス数か。 怖ろしいなその他〔その他〕」
「旧作品にもポイントが入ってるのよ! 読者様に感謝しなさい。 まずは挨拶よ」
「「「ありがとうございました」」」
「…ありがと…」
「さて、このまま作者の活動すらも報告していない事を続けていても仕方ないぞ」
「それもそうね。 二人は名前を決めてきたの?」
「…【クロウ】…」
鶴は、3本指を伸ばし自分の左目の前で横にしながら、サイコロを2つ摘まんで宣言する。
「爪なの? 烏なの? 義経なの?」
「…コードネーム…本名は誰も知らない…」
「コードネームの由来は聞いても良いのか?」
「…顔に大きな爪痕が残っているとも…常に黒の背広でいるからとも…由来も謎…」
「由宇。 良かったわね。 中二病の後輩が着実に育っているわよ?」
「本当だな。 鶴と晶には中学の時に会いたかった」
「この世界では、高校から会っている事になっていますが、作者は僕と栗戸さんの小学校が一緒に居た世界の短編も書いていますから」
「作者は本気で俺達4人を使いまわす気満々だな。 それで晶は名前決まったのか?」
名前をまだ決められない晶は悩んだ顔をする。
「それが、なかなか決まらなくて」
「名前、決めるの難しいよな。 作者が苦手なんだから、俺達も苦手で当たり前だ」
「陰陽師の幽霊の名前は【ユラ】に決めたのですが、自分の名前が決まらなくて」
「決めるのが大変なら、名前は本名そのままでも良いぞ?」
「あたしが決めてあげるわ! そうね……【チハヤ】でどう?」
「女の子の名前ですよ?」
「晶なら問題無いな!」
「…問題無い…」
「みなさん! 僕は男です!」
時間が来た。
のりのりで活動報告と言っている、この世界を作っているけど現実には勝てない。
更新をして仕事するかぁ。