あたし達を知らないなら前作を読めば良いのよ
全員部活に参加が義務付けられた学校の部活動に馴染めない4人が繰り広げる部活動。
部室を取り上げられてもゲリラ的に活動していた4人は2年生になった。
「あたし達の世界が遂に復活よ!!」
屋上全体へ東海林司の無駄に大きな声が響く。
司は一切努力無しでも見た目が美しく『天然美人』と名付けられる程の美少女である。
だが彼女と付き合うと『残念美人』とすぐに仇名が変わるほど破天荒で変顔の達人だ。
そして最後に行きついた仇名が『ゼットン』。
残念美人の頭文字の『Z』からきていると言うが、怪獣のような破壊魔から仇名がついた。
「最初の最初から次元と時空を無視するような発言をするな!」
彼の名前は栗戸由宇。
司の幼馴染兼サンドバックである。
不断の努力にて筋肉の鎧を手にして司の直接肉体攻撃に耐える防御力を得た。
司は由宇の鎧が無い所を狙う事を覚えた為、現在は無駄な努力と成り下がっている。
髪型の数だけ好みの女性がいる変態である。
「世界が復活したのは嬉しいですが、今回はほとんどコピペですよ!」
彼の名前は根本晶。
彼の家は貧乏で母親が彼の散髪をしている。
晶の髪型は前髪は眉毛で一直線。
後ろ髪はうなじ付近で一直線のショートボブだ。
男子用の制服さえ着ていなければ、可愛い女の子にしか見えない男の娘だ。
「…晶…大丈夫…言わなければ誰も気がつかないから…」
彼女の名前は黒井鶴。
学年主席で入学。
入学者代表挨拶で『三年間頑張ります』の一言だけで済ませると言う伝説を作った才女。
だが、司と由宇の影響で急速に二人の色へ染まってきている。
由宇曰く「黒髪ロング。太眉。黒縁眼鏡。黒いセーラー服。黒タイツ。見事なまでの黒に統一された姿にワンポイント白のスカーフ。しかも身長は140センチそこそこ。まるで小学生がセーラー服を着ているようだ」と彼にだけは外見を高く評価されている。
彼女達は部活動へと必ず参加を義務付けられた学校で他の部活に馴染めない問題児たち。
一時はまとも(?)な部活動をしていたが、様々な理由により部室を取り上げられた。
だが部室を奪われた四人の活動は地下に潜りまだ続いていた。
現在は『地下に潜ったのに』屋上を部室代わりに使って活動をしている。
部活をさぼり屋上で逢引きをしている恋人達にはえらい迷惑な四人だ。
「それにしてもどうしていきなりセブンなのよ!?2から6はどこへ消えたの?」
「…星の戦争もエピソード4から映画になってる…」
「数字は気にしないって事ですね?」
「そんな事は無いぞ。【無印】【狩猟】【愚痴】【歓喜】【恋心】【感謝】で、次が一応7番目なんだよ!」
「すぐにエタって終了。次の復活時は『帰ってきた』が付くかもね」
「復帰第一話から、そんな不吉な事は言わないで下さい!」
「…言霊…」
「えっ。今回はこれで終わり?半分以上コピペでしょう!?」
「…200字で良いから毎日更新する事が目的らしい…」
「どれだけ書いていても、作品を載せない限り【エタ】っている事と区別出来ませんからね」
「とにかく俺達にブックマークを付けてくれた人に感謝だな」
「最新情報です。ブックマークどころか、復活を決めた日に、僕達に感想が届いていますよ」
「まさに奇跡だな。風は俺達に吹いている!」
「時間を確認したら、世界復活の活動報告を書いている最中に感想をもらっているのよ!」
「…嬉しい…」
「本編書くのを終わらせて、感想のお礼に行くからね!また明日!!」
次回【明日の事は明日考える】200字で良いから毎日更新だ!
考えるな、筆を動かせ!
前作から引き継ぐことは、次回予告が全くあてにならない事だけである。