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innocence world on-line   作者: まま、えーわ、なんぼなん?
7/23

第7話 でかーい!説明不要!!(熊が)

日間54位とは.....ただ、ただ感謝です。

ありがとうございますm(_ _)m


それと感想、誤字の指摘ありがとうございます。

直しておきましたので、これからもそう言ったことがありましたら、ご指摘いただけるとありがたいです。

お爺さんの話を聞いた後に、私とメアリーの目の前にクエストを受けるか否かのメニューが出てくる。

そして、『YES』を押した瞬間、お爺さんがお礼を言って来たため、二人で軽く会釈をしてから外に出ると、私はメアリーに少し興奮した口調で、話しかける。


「すごいね、あのお爺さんほんとの人みたいに話すし、それに受け答えもしっかりしてる。」


すると、彼女はクスリと笑いながら、


「そうね、あの手のNPCには確か、なんとかメモライズとか言う、システムが組み込んであって、人の話を聞いて、そのパターンを覚えることで、どんどんとAIが進化していくのよね。だから、クエストが終わった後に来たとしても、多分私たちのこと覚えてるわよ」


と、私に説明をしてくれる。私がそれに甘えて、さらに聞こうとした時、ポリゴンのカケラがどこからか、やって来て私たちの目の前に集まると、


「ウォフ!」


熊の形を象り、私たちに敵意を飛ばしてくる。

それを見た私は、


「デカすぎない!?」


と、全長3mはあるんじゃないかという熊に見たまんまの感想をぶつけた。


♦︎


私が驚きの言葉を発すると同時に熊が殴りかかってくる。

それを私は地面に転がりながら避けると、剣を腰から抜き放つ。が、


「やばっ!」


奴が私に反撃の隙をくれない。左右の手をブンブンと振り回してるだけだが、リアルのように伝わってくるその風圧と、そのデカさはなかなかな、恐怖体験だ。

とはいえ、私は一人じゃない。

熊のターゲットが私に移ったことを完全に確認すると、


「やあ!」


メアリーが熊の背後から手にした両手剣から、紫色の燐光を放ち、バックアタックを決める。

熊が背後からの衝撃に、驚き、振り向くと同時に私も


「『属性付与:炎』!」


『属性付与』がレベル2になったことで、火から炎に強化されたそれを両手に掛けて、二本の剣を熊の背後に振り下ろす。

今までのちょろちょろとした感じの火のエフェクトから、結構な大きさになったエフェクトと共に、剣を振り抜くと、熊が苦しそうな声をあげて、怯んだ。

ここぞとばかりに私は双剣による連続攻撃を仕掛ける。けれど、


「きゃあ!」


やっぱり攻撃力が足りない!それに、今の振り向きざまの一撃で、HPが7割も持ってかれた。

自分のステ振りを理解してるのに、ゴリ押しをしてしまったことを後悔しつつも、前線に戻ろうとしたところ、ふと気づく、


「ポーションとか買ってない!」


そう、今まではダメージを食らったら街に戻っていたため、完全に失念してしまっていた。けれど、双剣は戦い方的にダメージを受けることが少ないから、仕方ないともいえなくはないよね....


まあ、これ以上ダメージを受けなければいいと割り切って、私は前に出る。


『属性付与』の残り時間はまだある。私が接近したことに気づいた熊がメアリーを無視して、その太い腕をこちらに向けて、突き出してくる。

私の残り少ないHPなど、一撃で吹き飛ばすその恐怖の塊を私が紙一重で避ながら、熊の脇腹を切り裂くと、一拍の間を置いて、熊の体がポリゴンの塊となって爆散する。


私は目の前に『QUEST CLEAR』の文字が現れるのを見て、今更ながら、ポーション買っておけばよかった、と思うのであった。

.....作文かな?



♦︎



その後、お爺さんといくらか話して、クエストの報酬を貰う。

その報酬はどうやら選択式のようで、現在私の目の前には


ペネトレイトソード:片手剣 RANK5


ホワイトコート:防具 RANK5


金の指輪:アクセサリ RANK4


が、提示されている。なんで農家のお爺さんがこんなもの持ってるのか、とかは聞いてはいけないのだろう。

とりあえず、それぞれを長押しタップして、詳細を見てから、私は防御力の低さを痛感したのと、メアリーの装備が少しオシャレになっていたことのショックから、『ホワイトコート』を選ぶことにした。


そして、お爺さんにお礼を言って、家を出た直後に、私の目の前に双剣熟練度250到達の通知が届いた。







すいません、ステータスのっけようかと思ったんですが、次回の熟練度のこともあるので、次回にします。

次回、ようやく、双剣も日の目を見る時が来ます!


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