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春に咲く

作者: nikoa

生まれたての光がまっすぐに 時をこえて僕らに着地する

風に運ばれた花の香りが この空の色をより蒼く見せた


忙しさに紛れ込んだ 淋しさが気がつけば

心をいっぱいにした 気づいた時にはもう遅くて


吹き抜けた風 隠された声 壊れそうな笑顔で笑った君

桜が散ってまた一つ 僕と君にかかる橋が崩れ去る

伸ばされた手に 伸ばせなかった 空いた右手がまた空を掴む

なんて儚い 僕と君を 結び繋げるためのはずの糸


落し物に気づかないふりして 大切なものも失くしていった

見つけられないままの勇気が 遠くの君の背中 霞ませた


こんなにも情けないのに 一秒の中で僕は

千回は思い出す 僕に向けてくれていた笑顔


探しに行こう 探しに行こう 言葉じゃ足りないから 心の奥

伝えられる 言葉とは違った 別の僕たちの方法

言葉よりも 強くあって 大地の果てと果てでも繋げる

そんな方法 見つければいい もしも ないなら作ればいいのさ


静寂の中で震えてた

臆病で弱くて小さくて惨めで情けない

僕にさよならをして


逢いに行こう 逢いに行こう 言葉じゃ足りないけど 心の奥

伝えるため たくさんの言葉も連れて 抱きしめに行くよ

言葉よりも 強くあって 世界の果てと果てでも繋げる

そんな方法 知らないけれど 抱きしめるために逢いに行くから


そしてキスをしよう 知らなくていい

もう一度 わかりあえばいいだけさ

ありがとうございました


Aqua Timezさんの閃光のメロディで口ずさんでください。

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