二回目の初対面
俺は滝田禎一高校二年なりたて、偏差値の高い高校に行くわけもなく平凡な高校生活を送ってるわけだ、いたって楽しくない、もっとこうなんか起きないかなぁ宇宙人が攻めてきたり、なんて考えるいまだ一生治らない病気、中二病なのだ・・・、これは中二病なのか?、いやアレじゃん 中二病でも恋がなんとかの一期の最後であったじゃん、まぁ置いといて、男子で体育が好きで普通に友達がいてイケメンでもなくいたって普通の男子高校生なわけだ、あ 体育は得意、これでも二年前の中学三年の時に記憶をなくしている、知ってる人がいないのでちょっと離れた高校を選んだ、なぜ記憶をなくしたのかも覚えてない、目が覚めた時もうろ覚え、周りに親と、ん?誰だこいつは「ぐっ」思い出そうとしたらこのとうり頭が痛む、だからなるべく過去の俺を避けている、「はい、校門に向けておはようございます、と(独り人言)」俺は新学年になり、一年の時とは何か変わったような気分で門をくぐった。
「おはよう!」お、平坂か「おはよーさん」平坂は結構仲のいい友達だ。
「おいおい禎一、どう思うよ、」
「何がだ?」
「俺たちもう高校になって一年になるんだぞ、そろそろ彼女の一人や二人できてもいい頃だろ」
「知らんがな、あと二年もあるんだぞ、ってか二人ってなんだよ二人ってダメだろそれ、まぁどうでもいいけどよ」
ホントどうでもいい。
クラスはっと、お、平坂と同じじゃん
「おい、見ろよ!同じクラスだぞ!ってか小便!!」
「分かったから、先行ってるぞ」
正直に、平坂と同じクラスになったのは嬉しい、男子で一番仲が良くて親友みたいなもんだからな、記憶をなくした身かりゃすれば男子高校生としてバカやって過去を思いだなさなくてもいいし楽なのだ、ま、記憶をなくしたって言っても、忘れたのは思い出だけであり、物の使い方とかは覚えているのだ、ふしぎマジ不思議。
正直、過去の自分が何やっててどうゆう奴なのかは知りたい、おっとそろそろ教室行かんとだな、ってか平坂間に合うか?。
同日同時刻
私は織部かおる、高校二年なりたて、ってゆうか初日に転校、私はある人に会いに来た二年前私の命を助けてくれた人、相手は私の事を忘れているのは知っている、もう会わないと思っていた、会いたくないと思ってた・・、でも私は会わなくてはならない、禎一君・・・いや、滝田、忘れたとはいえ、世界最強と言われたあの力、『遠影機関』が滝田の力を借りたい、私は過去の記憶は切り捨てると決めた。
教室
なるほどこれが新しく一年を嫌でも共にするクラスってわけだ、まぁ知ってる人と知らない人ははっきりするな、うまく溶け込めるといいが。
クラスの奴らが順番に自己紹介をしてそろそろ俺の順番か「どうも滝田です、趣味はカメラとかです、運動は得意です、よろしくお願いします。」っとありきたりな事を言いつつ緊張していた俺 記憶の事は言わないでおいた、そして全員の自己紹介が終わった。
「はい、初日ですが転校生を紹介します」
クラスが少々ざわめく
ん?転校生まぁ二年上がりたてで転校はおかしくないか、っと思いつつ転校生に目があった・・・目があって3秒、なんでそらさないんだよ、お、俺恨まれてる?そんな馬鹿な!、とか思いながらふと考えた、その転校生は髪はロングにクラスの大半女子も含め見惚れてしまった、とても可愛かった ウエストは細く胸は普通の平均サイズ、ってかなんで俺の事そんなに見てんの。
俺は織部に放課後呼び出された教室だ。
教室に入るとちょうどカーテンのところでこっちを向き立っていた。
さぁどっちから喋ればいいのやら
「なんの用?」
喋りかけたのは俺だった。
「ていいちくん、、、いや、滝田」
「いきなり呼び捨てかよ」
「織部かおるに心あたりはあるか?」
「こころあたりってゆうか今前にいるが?」
「そうか、、」
過去を切り捨てたはず・・私は何を聞いているんだ、でも、実際会うと、私は過去を切り捨てていいのだろうか、私を救ってくれた人、私を助けてくれた人を否定することにはならないだろうか、なかった事にしていいのだろうか、会えないと思っていた人が今目の前に、、、いや、今は任務に集中だ。
「『遠影機関』に心あたりがあるか?」
「いやないが、俺と関係が?」
「本当に忘れてしまったのか、、全部、、」
俺の記憶喪失の事を知っている?まさか中学の時の学校の知り合い?
「それを知ってるってことは俺が記憶をなくす前知り合いだったりする?」
「まぁそんなとこかな、でも今はそれは後だ」
「?」
「単刀直入に言うとだなお前は超能力者私と一緒に『遠影』に来い」
「トオエイ?超能力? は? ・・・・俺は説明を要求する」
俺は意味をもわからず説明を聞く事にした、過去の自分を知れる事を期待しつつ。