引越し屋に初トライだ!リュウジ!
リュウジは、初バイト(住宅展示場の看板持ち)というミッションをクリアした。初バイトを通して自分を見つめなおしてもいるようだ。少しだけ、リュウジが強くなったようにも見える。さて、今回はどんな仕事をするのか。いや、仕事をもらえるのか?リュウジ!
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5月の連休の2日目。お昼ごはんを食べ終わったリュウジは、1月から出しっぱなしのコタツ(布団付き)に入ってぬくぬくしながら分子生物学の勉強をしていた。まさに、学生としての最大の喜びを満喫していたのだ!
そこに、一本の電話がかかってきた。
ピピピッ!
「はい。こちらは鴨野龍司です。お掛けになった…」
「もう!ふざけないで! ランクさげちゃうわよ!」
この声は、バイト協会のおばちゃん。荻原さんだ。
「それは嫌ですね~。それで、今日はなんです?」
「はい。忙しいから手短に言うね。明日で急なんだけれど、他の現場で欠員がでたの。引越しの現場なんだけど。なかなか引き受けてくれる人がいなくて。ほんとは、Eランク以上のお仕事なんだけれど、鴨野さんに頼みたいの。どう。明日、予定はある?」
「引越しですか?オレ、体力ないっスよ。部活も粘菌部だし。」
「そう。でもね~。一度やってみたらいいと思うわ。そうだ。引き受けてくれたら、ランクアップしてあげる。前回、好評価だったし。Fランクに戻してあげる。今回の現場で、好評価ならEランクにしてもいいわ。やってみない?」
その時、リュウジの頭の中には、前回のバイトでであった水道工事のおっさんの顔が浮かんだ。そういえば、真面目だとか褒めてたなあ。Gランクにいてはダメだとも言ってたなあ~。
「そうですね。一回やってみます。」
「じゃあ、Fランクにするね。ランクアップおめでとう。詳細はメールで送るから、よく見といてね。朝早いから、遅刻は絶対にしないように。じゃあね~。」
上機嫌になった荻原さんはそう言って電話をきった。
明日は、初の引越しの現場か大変な日になりそうだ!!
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次回。リュウジは引越し現場に向かう。
プラナリア系男子リュウジはガテン系の仕事ができるのか!?リュウジ絶対絶命!