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フィルちゃんとリュウジ

登場人物、団体は、実在しません。当たり前です。キリッ!

一人のイケテナイ学生が、大学の構内を雑誌を読みながら歩いていた。


隠すほどのことも無い。コイツは、大学2年生の鴨野龍司である。一応理系。粘菌の「フィザルム」なるものを飼育している生物学を専攻する学生だ。


雑誌の名前は、「これぞ、超絶アルバイト!」単なる、仕事探し専門のフリーペーパーである。


なぜ、アルバイトを探しているのか?

それは昨日のことだった。


★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★


鴨野龍司は、いつものように粘菌「フィザルム」のフィルちゃんに餌をあげようと押入れを開けた。そこには、オートミールの袋が大切に保管してある。


鼻歌を歌いながらいつものように袋をあける。


「ギャー!! ね、ネズミだ! わー!!」

そして、腰が抜けた。


そこには、大きなネズミが入っていた。それにしても驚きすぎである。仮にも、生物学専攻。ネズミと言うな。マウスと呼べ。


「フィルちゃんの餌が…。どうしよう。仕送りだけでは良質のオートミールが買えないし。」


「そうだ!支出が増えたら、収入を増やせばいいんだ!」


★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★


まあ、要するにだ。彼は、粘菌(ペット)の餌のためにバイトをしようというのである。



さあ!ここで、解説しよう!


この世界では、バイトは全て、国の機関、「日本国バイト協会」によって管理されている。これは、日雇い派遣労働者の増加と、その反動による派遣業への規制が、ああなって、こうなって、うにゅうやになってああ~~~jgjはfじょ  というわけで、成立した団体なのだ。要するに、でっかい派遣業者だ。


そのバイト協会に登録しておくと、ランクに応じて仕事が貰える。仕事の評価が高いと、ランクが上がる。因みに最低ランクはFランクだ。



あれ、リュウジが走りだしたぞ。どこに向かおうというのだ!








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