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悪の秘密結社(株)による機密書類が公式に売られる世界  作者: 百目


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3/5

悪の秘密結社トップその名は総統少女様

司令官どの大丈夫ですか

顔色が酷く優れてない様ですが


あ ああ

大丈夫だ

もうすぐあのお方から作戦を頂く時だからな


ヒッ!し 失礼しました!

すみません!余計な事を言いました!


いやいい

気遣いが出来る事は良い事だからな

さて でわ行くか

心配を掛け過ぎてしまう様だしな


「シャー!」


トコトコトコ

(あのお方にお会いするのは問題ないのだ)

(あのお方が命ずる瞬間が問題なのだ)

(私が司令官で居られるのはあのお方の…おっと)


この通路は長い様で本当に短いな…

失礼します!


ガッシャン


そこには悪の秘密結社らしいレイアウトされた部屋と

横長な机が一つにあの方のお姿がお見えした


はーい

おつかれさまです

司令官さん

まってましたよ?


(このお方こそ)

(我々のトップ総統少女様だ)

(永遠の10歳にて見た目だけなら

愛らしいと言える容姿なのだが)

(あの方の本質は全く異なる異形)

(いつの頃から憎悪の塊にて)

(名前を捨て)(この組織を立ち上げ)

(世界に混沌を巻き起こす根源なのだ)


だいじょうぶですか?

顔色がわーるいですよ?

そこのソファでちょっと休んで下さいね


いえ!大丈夫であります!


だいじょうぶじゃないですよー

倒れてしまったら

わたしがこまっちゃうので

ちゃんとやすんでください

めいれいです


ハッ!申し訳ございません!

休みます!


私はソファに腰を落とし休む事にした

そうすると総統少女様は私に

クッキーと香りが良い紅茶

それに静かながら落ち着い音楽を流して下さった


いいですか?

ゆっくりやすんで

おちついて ねむたくなったら

そのままねむってしまっても

だいじょうぶですからねぇ

やすむのも

おしごとですからねぇ



本当に申し訳ございません

作戦を聞くだけなのに


うんうん

素直にわたしにお話できるだけで

すっごい たすかってますから

たいせつにあつかいするのは

とうぜんですよー

きんちょうしちゃいそうだから

わたしはわたしのお仕事をしてますね

ゆっくりしていってくださいね?



そう言い残すと総統少女様は

机で書類処理を続けてました

この空間に馴染むお時間を与えるのは

いつもの事ではある

休むのも仕事なのは本当で

私は緊張を可能な限り解くのだった



おはようございます

ゆっくり休めたみたいですね?


すみません

眠ってしまった様です

もう大丈夫であります


はい

では机の前に立って下さいね


ハッ!


では司令官さん

これを…


この瞬間だ!

この瞬間!場の空気が変わった!

冷や汗が止まらない!

本能が感じる危機的瞬間を圧縮した空気!

このお方が隠しきれない憎悪が少しでも溢れる瞬間!

もはやそれは

覇気でありオーラであり呪いなのだ!

全身の神経が苦痛を覚える程の圧倒が!

今 私に目掛けて押し寄せて来ている!

意識の質量が異常なのだ!

悪意の意思が明白なのだ!

逃れられない避けられないこのお方なら

何を犠牲にしてでもやる!

その意思がここに出されているのだ!


1秒が余りにも長過ぎる


呼吸の空気すら痛く感じる


震えが止まらない


足が地面と一体化してしまった様に感じる


ーーーーーーさいね


声が微かに聞こえる

気が付けば私は部屋の外にいた

どうにか倒れずにここまでこれた様だった

さあ あとはこの書類の決定事項を遂行しなければ


あのお方は救われない

もはや覚悟が違うのだ

この世界をどうするか

全てあのお方がお決めになられるのだから

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