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転生とは? 異世界で師となる  作者: 他力本願
3/3

頭を起こすと、地面に体があった。

何とか、死なずにすんだが、体が痛む!

さてと、「魔物はどうなったかな」辺りを見渡すと、大きなクレーターできていた。

「とんでもない、光景だ」(クレーターができる威力ということは、小隕石の激突なみのエネルギーを有していったのかな?

という、「多分、そうだ」と自分を落ち着かせるために、適当な答えを考えてみた。

「これは、あの魔物を死んだだろう」あたりの惨状を見て、核心した。

「これで、生きていたら、あの魔物に敬意を払うレベルだ」

心配なので、ボロボロの体を無理に動かし、眠気をなんとか抑え、魔物を探すと、無残な姿の魔物の死骸があった。

 魔物は、彼に左腹を抉られた後、渾身の一撃をぶつけようとして、彼に一直線につこんだ。

それは、彼が天に昇ったため、空振りに終わった。魔物は、獲物を仕留めそこない、傷を負ったことで、さらに憤激していた。それが、この魔物の運命を分けたのだ。

戦いは、熱くなりすぎず、冷静が鉄則を残念ながら、忘れてしまったのだ。魔物は、死ぬ瞬間、夢を見た。生まれた時から、成長し、結婚するまで過程を。親の顔、友人の顔、残してきた妻や子供。今日も変わらない一日だと思った。食料を取って、何よりも大事で、守らなければならない家族の元へ。でも、それは実現しない虚構な世界。

魔物、ジークは、ここに死んだ


とんでもなく、疲れた。お腹もすいたことだし、あの魔物を食うか。腕は、使えないから、口のみで。「あれ、そういえば」」「体の痛みが軽減していく」

よく見ると、右腕はひしゃげていたが徐々に回復している。

「まさか!」大地属性は回復もできるのか。なんて、便利な属性だ。「でも、結局、大地というものが良く分からん」扱いが難しいのが欠点だ。今回の戦闘で、得たことは二つあった。

一つ この世界は、全てにファンタジー小説でよくある、魔力や魔素と呼ばれる未知なるものが充満していること

二つ 大地属性は、回復、攻撃、防御のオールラウンダーだが、扱い難しく、漠然とした能力だ。

一と二を総合すれば、やることは決まってくる。

そう、修行だ。「明日から、猛特訓だ。」

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