始めての戦闘
文章が拙いので、誤字脱字があったら指摘ください、
皆んなで、面白い小説にしましょう
ガサガサと音とともに、大きな動物?ぽいものが林から出現する。オオツノジカとイノシシをたして二分したような、姿だ。
「どうぉ~」とけたましく、目をらんらんと光らせながら、こちらを見てくる。
(それにしても、変な泣き方だな。)(こいつ、殺気みたいなものが出でいるような気がする。戦わないと死ぬか)。
異世界で初めての戦闘。属性にも慣れていないが、生きるために、戦うしかない。
さっきの「岩」を出した容量で、「岩槍」を、創造し、魔物にぶつける。地面から岩の槍が「ぼぼぼん、」と軽やかな音を出しながら、魔物に襲い掛かる。魔物は、難なく、跳ねて避けた。
大声で、おまえには悪いが、俺の糧になってもらうと叫ぶ。初めての死闘だが、不安はなく、逆に気持ちが高ぶっていた。やれねば、こちらが食われると直感的に思った。なら、今もてる全てを持ってこいつを葬る。地球のアニメキャラみたいに、内にある温かい、魔力みたいなものと属性を合わせ、拳に集め、一気に魔物へと突き出す。その攻撃は、テレビで見た、大砲以上の威力を放ち、魔物の脇腹を抉る。
「ぐるが~」、魔物は苦しく、憤怒に満ちた声を林に響かせる。よし、このままいけば、勝てると感じた途端、激痛が腕から伝わった。見ると、腕の数か所から血が流れている。
さっきの一点集中によるダメージだと感じた。どうやら、エネルギーを溜めすぎたせいで、反動が大きすぎたようだな。
右腕の状態から「早く、決着つけないと体がもたないな」と察知した。「う!!」。そんな風に、腕に気劣られていると、魔物から殺気や魔力みたいなものが膨れ上がった。「まずい」、そう、頭に過った瞬間に自分は、今度は、足に魔力みたいなものを集中させ、足が壊れるぎりぎりの力で開放した。
空の上にいた。「何とか、足は怪我をすることなく無事だな。」
空は、果てしなく広がり、蒼穹で、ずっと見ていたいと感じた。だが、現実はそう甘くはない。体がどんどん、落ちていく。「まずいな、このまま落ちれば、DIEだな!!」。魔力みたいなものを集中させようとした時、
頭が痛く、体が重い。あと、眠い、これは、まさか、魔力切れという状態か。「くそ、あきらかに、攻撃の際に、魔力みたいなのを使いすぎたかなあ」
薄れゆく、意識の中、異世界転生系のあるある、ご都合主義など、普通は有り得ないのだと悟った。どこか、心の中で、甘えがあったな。
(ああ、これは、死んだかな)と脳を掠めたが直ぐにその気持ちを捨てた。
(こんなところで、死んでたまるか!)
あと、二回出せば、消えてしまいそうな魔力みたいなものを左の腕と足に集め、青空を蹴った。音速にも匹敵するスピードは、瞬間移動みたく、あっという間に、地面に近づいた。その刹那、残りの魔力共に左腕に溜めた最後の希望の欠片を大地に向かって放った。
面白かったらブックマーク、評価お願いします。
面白く無かったら、指摘をお願いします。