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第43話・夢を叶えに

目が覚めると、大の字の俺。その俺の

右腕にアラジンさん。

左腕にバイコさん。

右脚にアーズさん。

左脚にバイオさん。

鬱血するんじゃないかってくらいしがみついてる。

これは俺の身体はちゃんと休めたのかな?

というか動けない!大の大人4人には勝てない!ってか1人でも勝てない相手ばっかりだ!

起きるまでこのままか・・・。

よく見ると皆んな顔良いなぁ、イケメンだ。

前の世界感覚でかっこいいと思う。

アラジンさんはツリ目でキリッとしてるし。

アーズさんはヒゲはあるけどそれもプラスポイントなイケオジ系かな。

バイコさんはちょいタレ目なのかなぁ。力強いカッコ良さがある。

バイオさんは可愛い系だな、今は神も解いてて印象少し違う。あ!今ちょっと目見えた!?

こんなイケメン達に好かれてこれが女子発狂モンだな。

乙女ゲーか!いや!いくら乙女ゲーでもこの状況にはならないだろ!!

「おはよーモルジアナだぞー。入るぞークロちゃんー、朝メシ出来たからーってなんだその状況!?」

「あ!?いやこれは!」

「プレイかイジメかどっち??」

「どっちでもない!」

その後4人が起きて皆んな一様に「記憶にございません」の一点張り。

ホントか?本当に寝相のせいか?故意じゃないのか?

君達皆ん前世は政治家か?

いつも食堂で朝ご飯。

食堂にはシンドバッドさん、カシムさん、アリババさん、モルジアナさん。

アラジンさん、アーズさん、バイコさん、バイオさん、そして俺9人。

この9人でこのあと千夜一夜物語を読む。

「さてぇ満腹になった所で今日の予定を話すねぇ」

シンドバッドさんが話始める。

「南の大広間に全ての千夜一夜物語があるぅ。その千夜一夜物語を一気読みして、千夜一夜物語の中にいるランプの魔人・ジンを探し倒すぅ。倒したらジンが何でも願いを叶えてくれるぅ」

「オーイ質問ー」

「ヒゲ!敬語!!」

「願いってのは魔神を倒したら奴が叶えてもらえるんデスヨネー。例えばここの全員で倒したら全員願いを叶えてくれるんデスカー?」

「敬語の部分カタカナ発音!?」

「それは分からないぃ。唯一の成功者の話だとその時は1対1だったらしいからぁ」

「誰だよ、そいつ?」

「その話はまた今度するよぉ。だから複数人の時はどうなるかは臨機応変にぃ」

これはレジェンド漫画家先生の名言、臨機応変という行き当たりばったりが合うな。

「でもぉこの9人なら誰がどうなろうと大丈夫だと私は思ってるよぉ」

「当然です!シンドバッド様!!」

「私はシンドバッド様の御心のままに」

「メシならいっぱい用意してありますから!」

「しゃーねぇ、こんなのは俺に取ってはいつも通りだからな」

「盗賊のボクらにもいつも通りだな」

「ああ、相手が誰だろうと」

「・・・最初から分かってた事です」

俺は・・・・。

「頑張ります・・・!」

「じゃあ行こうかぁ。夢を叶えに」

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