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第31話

俺の秘密・・・・!ってどれだ!?

異世界転生した事か?それとも目的か?アーズさん、バイコさんとの関係か?

・・・・いや違う、シンドバッドさんが見てるのは。

アラジンさん。

アラジンさんの事が聞きたいんだ。

でも、正直に話していいのか?

信じてもらえるのか?情報だけ取られて殺されたりしないか?

最愛の人を奪った奴なんて殺さないわけないよね。俺が逆の立場ならそうする。

「シ、シンドバッドさん。俺の秘密って?」

「イジワルだねぇクロちゃん。分かってるクセにぃ」

俺の頬を掴むシンドバッドさんの手がより強くなる。爪が食い込まないように指の平でより強く。

痛い~~~!!マジだ!これ今言わなきゃ殺される!!

「君は・・・・アラジンをどう思ってる?」

え?どう??

「どうとは??」

手の力が一層強くなる。痛っ!痛い痛い!

「あー!しっかりしてるし、強いし、色々知ってるし尊敬してます!!」

「・・・・・」

嘘じゃない!実際そう思ってる!俺の魔法で俺に好意は向けてくれてるから見てしまうけど、そうじゃなくても見てしまうだろう。

見た目、立ち振る舞い、言動、ある種の憧れ。

「尊敬かぁ」

シンドバッドさんが手を離す。

「アラジンが君に向けてる気持ちは違うよぉ。私がアラジンに向けてるものと同じだぁ」

「シンドバッドさん・・・・・」

「クロちゃん、私はね。千夜一夜物語に叶えてもらう願い事をもう決めてあるんだよぉ」

俯きながら話すシンドバッドさん。俺は相槌も頷きもしないまま黙って聞く。

「王の地位も全て捨ててアラジンと何もなく平和に暮らしたい。よくある話で王家の血ってのは面倒くさくてさ、立場の違う者同士は一緒になれないとか」

「そ、それは・・・」

確かに貴族とかお金持ちのよく聞く話だ。でもシンドバッドさんくらいの人ならそんなものどうにか出来そうだけど。なんせ七つの海を制覇した力のある人だ。

まだ知らない何かがあるのか?

「さて、君の力についてだけどぉ、さっきのバイオ君の時、一匹狼のアーズィム君、君の為に仲間を皆殺しにしたバイコ君。アラジン。これだけの人達を自分に好意を向けさせる。これはあり得ない事だ。人を魅了させる魔法は確かにある。が、ここまでの相手、効果の持続性、複数人、魅了からの相手への尽くし度、これは普通じゃない。そして魔法発動の時感じた特殊な力」

俺は息をするのを忘れて聞く。

「クロちゃん・・・・君は神の力を使っているね」

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