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第28話

「汗を!いやそれがダメなら涙を!それもダメならヨダレを!君の体液を!!!」

「おいバイコ、お前の親友はとんだド変態だな」

「俺にはマスターだけだ」

シンドバッドさんをはじめ、皆ドン引きしてる。

あのアリババさんも何も言葉を発さない。

「あの~えっと、そういうのはちょっと・・・・」

「・・・!焦らしプレイ!流石ご主人様!最高です!そういうのもボク大好き!!」

体液趣味に加えてドMでもあったか!

さてどうしたものか。ほっとこう。そうしよう。

それより問題は魔法だ。

発動条件が分からなすぎる!こうも勝手に発動されると厄介すぎる!

それに・・・・。

「クロちゃーん!凄いじゃないかぁ!やっぱり私の見込んだ通り凄い魔力を持っていたねぇ!」

シンドバッドさん。

「いや!あのこれはその・・・・」

「オイ!王様!ボクのご主人様に気安いぞ!」

「よく分からないけどぉバイオ君はクロちゃんの手下的なモノになったのかなぁ?そういう魔法??」

「そ、そういう魔法なのかなぁ~?」

「うん、まぁいいやぁ!これはこれで面倒くさいのがなくなった訳だぁ。クロちゃん」

「はい!」

「彼から隠し金庫の場所を聞いてくれるぅ?」

「は、はい!分かりました!」

それだけ?もっと聞かれるかと思ったけど。ワザと深掘りしなかった?この場だから?皆んないるから?それとも。

俺はその時はそれ以上深く考えるのを止めた。

「あの、バイオ・・・さん。隠し金庫の場所って教えてもらえますか?」

「ここから東に2時間歩いた所の岩場にあります!」

アッサリ言ったよ、相変わらずこの魔法は凄いな。

「確かにそこには岩のオアシスと呼ばれる岩場がありますね」

カシムさんが地図を確認しながら言う。

「鉱石取り尽くした跡地だろ、岩の隠し場所なんてないだろ」

アーズさんが地図を覗き込みながら続けた。

「ボクがご主人様に嘘なんて言うか!ご主人様、何でも話しますから汗の一滴でも良いのでください!」

「行ってみよう。バイオ君のクロちゃんに対する気持ちはホンモノっぽいからねぇ」

それから俺たちは魔法の絨毯に乗り、岩のオアシスに向かう。


岩のオアシス。大きくて2mくらい、小さいと野球ボールくらいの岩が乱雑にドームくらいの広さに転がっている。

俺たちは岩のオアシスに降りて辺りを見回す。

「ここが岩のオアシス・・・・」

「どこがオアシスなんだ??何もないですよ、シンドバッド様ー」

「砂漠の真ん中に突然ある岩場ってだけだよぉモルジアナ。水のオアシスの岩版」

「しかし、多くの宝を隠せる場所なんてなさそうですよ」

「そうだねぇアリババ。そこは隠した御本人に聞こうじゃないかぁ。クロちゃんお願い♪」

「バイオさん、宝はどこにあるんですか?」

「右から3番目の岩から45度西に58歩進んで7時の方向に向かって27個目の岩の隙間を半歩左に避けて35cm感覚で5秒歩いて北にある3番目の星の下の岩に秘密の入り口があるんですよ!」

今なんて言った!?

「ワンモア!」

「わんもあ??」

「こういうの好きなんですよ、コイツ。無駄に凝った言い方するんです」

「バイコさん分かります?」

「分かりません!!」

「こちらです、天使」

アラジンさんが1.5mくらいの岩の前にいた。

あれ!?分かったの!?星は??星とかも言ってたのに!今昼間なのに!凄っ!!!

「これぐらいなら」

改めてアラジンさんスペック高~!

「ただの岩じゃん。本当にここか?アラジンさんよぉ。コイツ引っ張ってくのもう嫌だぜ。ってか何で俺が引っ張る役なの!?」

愚痴りながらアーズさんが言う。

「コイツの言葉が本当なら」

「あとは合言葉を言えば入り口が開く、合言葉はー」


「開けゴマ」


俺がその言葉を口にする岩が崩れ落ち、大穴が顔を出す。

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