98. ライターと携帯コンロ、かんずめの開発
<新しいモノ>
オイルライター、携帯コンロ、かんずめ
98. ライターと携帯コンロ、かんづめの開発
今現状、冒険者のダンジョン探索中の食事といえば、乾燥パン、クラッカー、乾燥肉、ドライフルーツがメインとなり、
あとは水である。
最近、防水処理をした紙カップに入ったカップラーメンが普及してきているが、
魔法か火の魔石で火を起こす。
電気のなくなってきた雷の魔石を再充電する時は、電気を外から流し充電する方式が確立され、
一度雷の魔石を購入すれば、何度でも充電して使えるので、コスパは改善されている。
しかし火の魔石の有限で、コンロなどに使っていると、火力が落ちてきて、やがて、使えなくなる。
いわゆる、ガスボンベのガス切れ状態になる。
そのため、コスパが悪い。
大量のガスが欲しいが、この国、天然ガスも無ければ、石油もない。
油は植物油やモンスター油がある。
ということで、オイルライターと油が燃料の携帯コンロ、そしてかんづめを開発する。
オイルライターの構造として、レバーを押すと内部のハンマー固定が外れ、圧電素子を叩く。
その時、圧電素子から電流が発生し、その電流がオイルタンクから伸びたガスノズルへ流れ、
発火するという仕組みとなる。
構造を黒板に記載し、シモーネに説明する。
「この様な構造の物を作ってほしい。」
「あと、携帯用オイルコンロというものを作りたい。」
これも構造を黒板に記載する。
オイルタンク部分から毛細管現象で油を吸い上げる芯を設置し、
この芯にオイルライターで火をつけると燃える仕組み。
回転式スイッチがついており、オイルタンクから着火部分の隙間量を調節することにより、
炎の量を調節できる。
暖をとるのにも使える。
シモーネ「部屋で暖をとるのにも使えそうですね。コスパのいい暖房器具。」
シモーネ「それにこの携帯コンロ、駆け出しの冒険者には喜ばれると思いますわ。
安価で、ダンジョン探索の食糧事情を改善できる。」
あと『かんづめ』というものも作りたい。
かんづめの構造は、調理処理をされた食材を缶に入れ、加熱処理をしたのち、
空気が入らない様、缶ふたを折り曲げ、側面(缶胴)に密接させる構造である。
缶切りも合わせて説明する。
メニューは4種類。
➀ミカンの皮を取り、楓のシロップ液に入れたミカン缶
➁ブルーブルのひれ肉を塩で煮込み、油に浸したブル缶
➂キングトラウトサーモンを水煮にしたトラウト缶
➃マッシュルームキャベツ、ブロッコリー、ベーコンの入ったスープ缶
「今あるスーパーコカトリスの食品工場を拡張し、食品缶を作るラインを新設し、販売したい。」
オスマン、シモーネ、クリスチーネに依頼する。
将来、スーパーでかんづめや紙カップラーメンを買い、オイル携帯コンロとオイルライターを持って、
冒険に出る冒険者の姿が目に浮かぶ。
作者のうしねこです。
お金のない駆け出し冒険者必須の道具を作ろうとしています。
あと、かんずめの登場で、紙カップラーメンと合わせ、ダンジョンでの食糧事情が改善するかも。




