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9.ファーストクッキング

<登場人物>

クリスチーネコック長


<登場場所>

城の炊事場テント


9.ファーストクッキング


城に帰る途中、ドワーフ製鉄工所が通り道だったので、シモーネに科学技術大臣の話をした。


私より身長が低く、身長は150㎝くらい?表情のどこかに幼さの残る彼女は戸惑いを見せながら、就任に了承はしてくれた。

(ドワーフって、平均寿命500歳のエルフと違い、平均寿命250歳位と聞いたが、ドワーフ年齢25歳は人間(平均寿命80歳とすると)でいうと8歳!!人間でいうと20歳に見える。一概に比例計算で出すことはできないようだ。)


後任の所長はイリーナにということだ。

イリーナがこちらをチラチラとみる。


------------


城に帰ると炊事場のテントに一目散に行く。


コック長と料理人が驚いた表情でこちらを見る。


中は仮設の釜が8基と、フライパン、大鍋が3つほど。

燃料は石炭。 石炭あるのか。

煙はテントの隙間から逃げていく。


水は城のうらの山から流れている水を使用。

門の噴水にも使われている。


その他、油などの調味料。


食料は涼しい城の地下の保管庫にあるとのこと。


コック長はクリスチーネ。

エルフで女性、42歳。(内政大臣情報)


とても美しい女性ではある。身長が170㎝くらいあり、人間だと、20歳ぐらいに見える。


「かまどと鍋を使わせてくれ。」


「こちらにあります。」


先ほど買ってきた大麦を水を加えてゆでる。 

コメのない麦飯である。


同時に鮭を切る。 内臓を抜いた、ぶつ切りなので、中骨を取り、柵を作る。そして8ミリぐらいにスライスし、火であぶる。


変なにおいはしていないが、食あたりを防ぐため。


1時間ほどで麦はゆであがり、ミュースリーで出てきた木皿に盛る。

少し冷ましてから、サケの切り身とイクラを載せて、サケの親子丼を作る。


「どこでこのような料理を知ったのですか?」


クリスチーネが聞いてくる。


「ちょっと、まあ。以前の遠征で迎えられたときに出てきた。」

と、言葉を濁す。


あとは、あの「なんかのソース」だ。


なめてみる。


?!、醤油ではなく、カツなどを食べるときに使うソースでもない。

甘辛い、そうだ、照り焼きソースだ。


横からクリスチーネが、


「ブロムの実を発酵させたソースですね。」


という。


麦飯と照り焼きソースを使った、サケの親子丼。


麦は少し硬く、ソースはサケとイクラの味を打ち消している。

失敗したか?


炊事場のテントに内政大臣がやってくる。

内政大臣が物珍しそうに食べたそうだったから、クリスチーネと3人で食べる。


うん、改良の余地ありだな。


このソースがダメだった時のために塩を買ってきたが、まあ、このソースでOKかな。

でも、あとの二人はおいしそうに食べている。


今後も市場で何か買ってきて調理しよう。


追伸1

そのほか買ってきた、生きたウナギを噴水に放流して、大騒ぎとなったのは内緒。


追伸2

午後、ドワーフ製鉄工所の設計研究事務所と医療学校研究所建設の設計前段階打ち合わせに、城にやってきたシモーヌにサケの親子丼を出したら、おかわりを要求された。

結局4皿も平らげたのには、驚きだ。

作者のうしねこです。

ついに国王自ら料理を始めました。

ミュースリーばかりで相当飽きたようですね。


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