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77. イルン東方緩行線限定開業と鉄道中心の町づくり

<イルン東方緩行線暫定開業>

ビトリア駅~(4km)~東ビトリア駅~(4km)~西リヒトリア駅~(4km)~リヒトリア駅~(3km)~ボルテル中央駅~(3km)~ボルテル駅~(4km)~イルン東車庫駅~(3km)~イルン丘駅~(3km)~イルン東駅


<町の人口>

イルン:16万人

ボルテル:0.7万人

リヒトリア:1万人

ビトリア:6万人

77. イルン東方緩行線限定開業と鉄道中心の町づくり


ここイルン東駅より、サマランカまでの鉄道を建設しているが、

計画では、


サマランカ駅~(32km複線)~ブルゴス駅~(16km複々線)~ビトリア駅~(28km複々線)~イルン東駅


のうち、途中駅のビトリアまで28km、緩行線が部分開業した。

(計画ではビトリアまで複々線だが、計画変更した。)


ビトリア駅~(4km)~東ビトリア駅~(4km)~西リヒトリア駅~(4km)~リヒトリア駅~(3km)~ボルテル中央駅~(3km)~ボルテル駅~(4km)~イルン東車庫駅~(3km)~イルン丘駅~(3km)~イルン東駅


である。


イルンの人口は急激に増え、今現在16万人に対し、途中町のボルテルは0.7万人、リヒトリアは1万人、ビトリアは6万人である。


なんと、ビトリアからイルンまで、今まで馬車で1時間かかっていたところを、30分で、しかも通勤時間は10分に1本、

昼間や休日は15分に1本電車が走る。


とりあえず暫定開業ということで、6両の20m車体標準軌4扉車、ロングシート短距離通勤用で運転する。

鋼製車なので、錆止めを施したのち、カナリアイエロー一色の塗料が塗られている。

将来的には、12両まで車両を増やせる。


短距離通勤用車両の車庫はイルン東車庫駅に設ける。


基本、ボルテル、リヒトリア、ビトリアとイルン東駅以外はまだほとんど建物が立っていない状況。


ということで、カロンにお願いし、住宅営団で駅周りの宅地造成を依頼している。

すでに何棟かの鉄筋マンションがたてられているが、道も含め造成中である。


住宅営団で小型スーパーを運営してもらい、駅前に設置されている。


また、トーステンとグルーヴェに話をし、ボルテル、リヒトリア、ビトリアに銀行支点と小中学校も開設してもらった。


水力発電の送電網も高圧線をビトリアの町まで引いてもらっており、


初め、イルンの町で始まった便利で快適な高速電車と電気、そして住居はイルンにとどまらず、周辺の町へ波及していく。


合わせて、東西街道も片側3車線のマカダム補装の通りに改修していく。


延長上には、アスファルトが引かれた道路と高速道路を検討しているが、

前者はアスファルトの元となる、石油が手に入らない。


沿線が街化していくと、大体のモンスターが出現しなくなる。


(野良レッドスライムやスモールスネークぐらいは出るかもしれないが。)


暫定外業にあたり、試運転車に乗せてもらったが、大体、駅間は80㎞から100㎞は出ている。

イルン丘駅を出ると、住宅はほとんどなくなり、ボルテルとリヒトリアでは、郊外住宅地並みの密度で住宅が現れる。


駅はイルン東駅とビトリア駅以外、島式1面のホームである。

隣では急行線が建築中。全て高架である。


「住人がほとんどおらず、お客がいないと思うのですが、大丈夫でしょうか?」とオスマンが言う。


「宅地化が進むと12両じゃ足りなくなると思うよ。」と私は言う。


前職知事時代、公営鉄道を運営していたが、初め何もないところに線路を引いたが、

10年後、マンションが沿線に立ち、満員電車対策をした経験がある。


やがて国中にこの様な高速鉄道網と、快適な町づくりが浸透することを願って、

視察を終える。

作者のうしねこです。


復興の町ずくリは災害前よりも快適なものとなって、

イルンの町を越えて、郊外の町にも及び始めました。

郊外の町への鉄道が初めて開業です。

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