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75. 日本の過去の世界を模したファンタジー遊園地開園

<遊園地の乗り物>

ジェットコースター

メリーゴーランド

観覧車

お化け屋敷

観覧船

迷路

フリーフォール

ミニ電車

75. 日本の過去の世界を模したファンタジー遊園地開園


「遊園地が開園したので行きましょうよ。」と、リアからお誘いを受けたので、

リア、クリスチーネ、ディアンヌと一緒に行くことにした。


午後からの開園だが、国王特権で視察の名目のもと、午前中から遊園地に入れることになった。

遊園地の名前は、「アジアンファンタジーランド」。


受付でパンフレットをもらうことができ、それによると、遊具は、

ジェットコースター

メリーゴーランド

観覧車

お化け屋敷

観覧船

迷路

フリーフォール

ミニ電車

とのこと。


この中で、午後、開園した時、最も込みそうなものを先に体験する。


最初に、ジェットコースターに乗ろうとしたが、イリーナが何名かのエンジニアと話をして調整をしている。


まだ乗れそうにない。


ということで、先にお化け屋敷に行く。

日本の昔のお化け屋敷をテーマにしていて、大きな壁のお化けや、化け猫、ねずみのお化けなどが出てくる。


中は薄暗く、日本の昔の家の廃墟を模したところを探索する。

突然ねずみのお化けが出てきて、

「キャー、」といって、リアがものすごい力で叩いてきたり、

ディアンヌが魔法で大きな壁のお化けと戦おうとしている。


魔法は反則。


お化け屋敷を出てきたところで、係員に

「武器は預かった方がいい」と提案する。


入り口の前には、日本の西の方にある有名な城を模した建物があり、

中も探索できる。


その城を見学した後、メリーゴーランドに乗る。


日本の戦国時代の騎馬隊の馬を模したものに乗り、五重塔を模した建物の中を5分くらいぐるぐる回る。


3人は、なぜかはしゃいでいる。

ディアンヌが魔法で回転を速くしようとしたので、慌てて止める。


観覧船は、和船に神社の建物がのっかっており、人工で掘った川のコースをぐるぐる回る。

実はモータと雷の魔石で、ボートの取り外し式エンジンを開発した。

この船はこれを乗せており、係員が操船をしている。


ちなみに係員の男性の衣装は日本の甲冑、女性は巫女衣装を来ている。


クリスチーネ「まるでファンタジーの世界みたいですね。」

リア「おとぎの国にいるみたい。」

ディアンヌ「楽しいわ、現実を忘れられる。」


日本では現実だった昔の世界(多少は誇張しているが)。


戦国時代の日本の甲冑の衣装や巫女衣装がおとぎの国の衣装で、

いわばねずみの国の主人公が来ている衣装に見えるらしい。

この世界は。


やっとジェットコースターの整備が終わったということで、

乗る。


ジェットスターは朱色で、これまた日本の竜を模した乗り物である。


この世界、2本足で歩けるドラゴンは現実にいるが、蛇みたいに胴体が長い竜はいないとのこと。


クリスチーネ「結構スピードが出ますね。これもドラゴンなんですか?」

リア「…。」(怖さで固まっている。)

ディアンヌ「魔法で飛べる魔導士がいるので、同じ体験ができますね。」


空を飛ぶ魔法が存在するのか。


少し激しい乗り物だったので、観覧車で休憩。


1つのかごに4人乗れるので、クリスチーネ、リア、ディアンヌと一緒に乗る。


一周15分とのこと。


観覧車は徐々に高いところに移動していく。


クリスチーネ「景色がいいですね。」

ディアンヌ「隣で、キャーキャー言っている乗り物、あれはフリーフォールなのかな?」

リア「…。」


実はこの時分かったのだが、リア、高所恐怖症とのこと。

だからジェットコースターでも無言だったのか。


速く降りたそうな顔をしている。


クリスチーネ「小さい時にある事件があってね、高所恐怖症になったの。」

リア「言わないで。」


その後、フリーフォールはクリスチーネ、ディアンヌと3人で乗った。


フリーフォールに乗っているころ、正式開園し、一般の客が入ってきて、

列ができ始める。


次にミニ電車に乗る。


これは機関車を模した乗り物で、もちろん電気で動いている。

煙突の煙は水蒸気。


このアイデアをイリーナに出した時、


「蒸気機関、電気を使わない動力機関…。興味を持った様だった。」


「いつか原理を教えてくださいね。」

といわれる。


ただ、巫女のかっこをした女性係員が蒸気機関車を運転している光景はシュールだった。


それを見て、クリスチーネが、「あの衣装寒そう。袖のあたりから冷たい空気がたくさん入ってきそう。」

という。


冬用の衣装、考えなければダメか。


最後に迷路、これは日本の城の土壁を模して、迷路が作られており、迷う。


なんと迷路の中で、ホファー外政大臣の家族4人と遭遇。

ホファーのほかに妻と男女の子供2人。


すごい偶然である。家族サービスらしい。


少し気まずいホファーであるが、こちらはクリスチーネ、リア、ディアンヌの少し残念な美人エルフ3人組と一緒、

相当気まずい。

女の子供が、

「あの人だれー?なんで女の人3人といるの?」という。


急いで退散。


こうして遊園地の視察は終わった。


もう少し遊具を増やさなければなあ、と思った視察であった。

作者のうしねこです。

いよいよ遊園地開園です。


テーマは日本の昔の世界を模したもの。

個々の人には逆ファンタジーのおとぎの世界に見える様です。

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