56. イルン東駅と郊外高速鉄道、車両
<郊外鉄道計画>
サマランカ~(32km複線)~ブルゴス~(16km複線)~ビトリア~(28km複々線)~イルン
短距離通勤用は20m車体標準軌4扉車。ロングシート。12両編成。
長距離通勤用は20m車体標準軌3扉車。ボックスシート。12両編成。
特急車両は20m車体標準軌1扉。2+2列シート、コンパートメント、16両編成。
56. イルン東駅と郊外高速鉄道、車両
ある日、会議室にて。
参加者は、シモーヌ、ヒシーニ建設大臣、オスマン交通営団長。
ここイルンの町から
東の乾燥地帯が広がるギエフ民国~東砦~国境の町プロブディフ~カシュカイシュ~グアルダ~サマランカ~ブルゴス~ビトリア
~イルンの町に初の郊外鉄道を走らせようと計画している。
起点の駅は政府庁舎ビルの王城までの通りを挟んで向こう側。
3面6線半地下構造である。
理由は、路面電車東西線の混雑がひどくなってきた時、地下鉄で東西街道の下を中央広場方面まで延伸させるためである。
まずは、サマランカ~(32km)~ブルゴス~(16km)~ビトリア~(28km)~イルンの区間を建設予定。
ビトリア~イルンは複々線、それ以外は複線で建設する。
線路は郊外にでると、モンスターが出現する。
数は少ないが、問題なのはグレーやブラックスライム。
鉄を溶かす酸を出すので、対策が必要。(スライム害)
あとは、日本でもよくあったが、獣害である。
よく鹿や猪を列車が跳ね飛ばす事故がおこっていたが、
ここでもブル系やボア系、スネーク系でおこりそう。
脱線が問題なので、先頭車にモータをつけ、万が一ぶつかっても脱線しないようにし、
高運転台構造にする。
あとオークが鉄道施設を壊す可能性がある。
ということからコンクリートの高架でできるだけ建築する。
あとはグリフォンか。体が大きいので、架線に止まって、断線事故を起こす可能性がある。
将来宅地化すれば、これらモンスターも出なくなると思うのだが。
「将来、郊外に住宅を買い、毎日、郊外から町の中心部に通勤するようになる。
そのための通勤電車と、大都市間を高速で移動する特急が必要になる。」
「車両であるが、短距離通勤用と長距離通勤用、特急用の3種類を検討する。」
「短距離通勤用は20m車体標準軌4扉車。ロングシート。12両編成。
長距離通勤用は20m車体標準軌3扉車。ボックスシート。12両編成。
これら通勤用は最高120km/hを目指す。」
「特急車両は20m車体標準軌1扉。2+2列シート、コンパートメント、16両編成。最高180km/h」
シモーヌに製造の依頼する。
「製鉄工所で製造した後、路面電車の線路で運びましょう。」とのこと。
「高速で走らなければならないので、架線と重くて頑丈なレール、PC枕木、eクリップというものが必要になる。」
黒板に絵をかき、説明する。
「PC枕木はコンクリートの中に鉄筋を入れ、強度を高める。枕木とレールをe形状のクリップで固定する。」
「複々線区間は緩行線と急行線を引き、小さい駅は緩行線のみに作る。」
「そして、駅を中心に住宅の建設と郊外の町の建設が必要になる。
交通営団に不動産部を作り、土地の開発と町の設計を行ってほしい。」
「住宅営団に相談しながら進めてみます。」
早速測量を始める。
作者のうしねこです。
イルンの町とそのほかの町を高速鉄道でつなぐ計画がスタートしました。
郊外の町に住み、町の中心へ通勤電車で通うスタイルがスタートします。




