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381. フレア攻撃

381. フレア攻撃


ユリア「国王、攻撃準備が整いました。」


ユリアは、こちらに向けて接近してくる敵艦をセンサで注視しながら恒星に向かって、

ディフレクタでエネルギーを放出するタイミングを見計らっている。


ユリア「国王、あと5分以内に恒星のフレアが届く範囲に、敵艦が到達します。」


それからの5分が非常に長かった。


操縦室にいる一同がかたずをのんで、操縦室の敵艦の方向を映すスクリーンを眺めている。

ソリア船が徐々に大きくなる。


ユリア「今です。恒星にエネルギー放射をします。」


ユリアはそう言うとこの船から恒星に向けて、エネルギーを放出する。


放出されたエネルギーの帯が恒星に到達し、エネルギーが到達したところが浪打ち、

あっという間にフレアが放出される。


こちらに近づいてきた敵艦はフレアに対し、あっという間に飲み込まれる。


「やったのか?」


その時、フレアの中から何かが出現する。


ユリア「ソリア船です。」


ソリア船の表面の塗装が、元々の白色から濃い茶色に変色していたが、

船がダメージを追っている様には見えなかった。


「作戦は成功したのか?」


ユリア「ちょっと待ってください。ソリア船から通信です。

音声データのみですが、流しますか?」


「ああ、そうしてくれ。」


??「我の作戦を知る者は死、あるのみ。

我の作戦継続のため、惑星ドラクルスも破壊する。」


その後の音声データは途切れ、こちらに向け、魚雷の様なエネルギー体を発射してきた。


即刻ユリアが「回避します。」


ユリアは船の操縦コンソールを操作し、魚雷を回避する。


ソリア船は2発目の魚雷を発射してきた。


ユリア「誘導性能がある魚雷です。避けてもしつこく追ってくるタイプですね。

あの手の魚雷はこちらのディフレクタからのエネルギー放出では、

吸収され、着弾時の破壊力が増大する可能性があります。

2発追ってきています。」


ソリア船は3発目、4発目も発車する。


ユリアは船を操作し、複数の魚雷の回避行動をとり続ける。


6発目になった時、


ユリア「回避が難しくなってきたので、ある作戦をとります。

エリア、ディフレクタから恒星に向けてエネルギーを発射準備。」


エリア「了解。」


機関室から通信で、回答が来る。


ユリアは恒星の軌道に沿う形で、恒星に向け、エネルギー照射をする。

恒星にエネルギーが到達すると、こちらに向けて、フレアが発生し、襲い掛かってくる。


ユリアは素早く、恒星に向けて再度エネルギー放射をする。


このエネルギーが盾になって、フレアは船の所だけを避けていく。

魚雷はフレアに飲み込まれる。


ユリア「計算より放出が長いですね。ディフレクタからのエネルギー放出が持つかどうか。」


やがてディフレクタからのエネルギー放出が不安定になり、

エネルギー消え、船がフレアに飲み込まれる。


船は激しく揺れる。


エリア「ディフレクタが壊れました。もう、エネルギー放射は無理です。」


ユリア「このままだと熱で船が持ちません。

エリアが、船を冷却する為の非常エネルギーを回してくれていますが、

もう限界です。」


ちょうどその時、フレアが収まり、船は再び宇宙空間に出ることができた。


敵艦であるソリア船は再び、こちらの船を見つけ追ってきた。。


「何か策はないか?」


ユリア「ディフレクタが故障し、船の冷却装置のエネルギーも限界。

あと対策は、…あ。」


「え?」


ユリア「作戦はあることはあるのですが、船を失うことになります。」


作戦はこうです。


ここの恒星の軌道を周回し、加速します。

そして、惑星ドラクルスの方角で軌道離脱。


ソリア船の攻撃を回避しながら、惑星ドラクルスの転送範囲に入ったら、全員転送。

敵艦にこの船をぶつける軌道を取り、ぶつかる寸前で、反物質を爆発させて、

ソリア船の反物質機関の誘爆をさせるのです。


船は失いますが、全員は助かることができるかもしれません。

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