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313.魔法を発動生成する装置とダンジョンの正体

ディアンヌは、魔法を生成する装置を見学することになったが…

313.魔法を発動生成する装置とダンジョンの正体


操縦室を出た一行はユリアに案内され、再びエレベータに乗る。


ユリア「次はこの惑星の魔法を制御、発動する装置のデッキに向かいます。」


ディアンヌ「!」


エレベータを降り、3分くらい歩いた後、

1つの部屋に入っていく。


そこにはサーバ?の様なものが並んでいる区画に出た。

明らかに、この船が作られた時代のサーバ?と思われる。


ユリア「ここでは術者の粒子変動や脳波を監視し、

状況にあった魔法を発動します。

性能はこの惑星、48億人が同時にAクラスの魔法を唱えても、

処理できる余裕があります。

ディミチェリ技師はここの管理者で、

原子を組み立てたり、原子の構造体を高速で読み取る装置の技術を流用して作られています。」


「今は管理者、ディミチェリがいないので、故障に対してのメンテナンスはどうしていたんだ?」


ユリア「管理者が不在の場合、私がアドミンになり管理をしていました。」


ディアンヌ「これが魔法を管理する装置…」


無機質な自分の身長よりも高い装置群を見て、困惑しているようだ。


彼女の今まで人生を通し学んできた魔法が、実はこの機械で生み出されていたとは、

彼女は納得をしたのだろうか?


しばらくして、


ディアンヌ「もし、管理者が、いやディミチェリ先生が戻らない場合、私が管理を引き継ぐことはできる?」


ユリア「私のアドミン権限で管理者を増やすことはできますが、原理を学んでいただく必要があります。

国王は転生前の世界でサーバというものをご存じの様なので、ある程度は把握されていると思いました。」


ディアンヌ「わたしにも、教えてちょうだい。」


ユリア「…わかりました、Aproveします。」


リア「私も興味があるんだけど、まず、ディアンヌが勉強してもらわないとね、専門家として。」


ユリア「この装置について学んでいただくために、マニュアルがあるのですが、リール語ではないので、

言語から学んでいただく必要があります。」


英語のマニュアルだろうな。


「ユリア、あとでリール語に翻訳して紙で準備してくれないか?」


ユリア「わかりました。」


ユリア「あと、ここはサーバがあるだけですが、船外に術者の粒子変動や脳波を検知するセンサと、

高エネルギー体や物質転送をする出力アンテナがあり、こちらの管理室も案内します。」


そういうとユリアは魔法のサーバが置かれた区画を通り過ぎ、

階段を降り、センサ管理室に向かう。我々は彼女の後をついて行った。


ユリア「こちらになります。」


この部屋には窓がついており、宇宙空間にあるセンサが一望できる区画となっていた。

例によって、キーボードはなく、管理者は脳波と粒子変動によって、メンテナンス等を行うようだ。


ユリア「ここのセンサの出力ですが、惑星の様な遮蔽物があっても、

50万kmまで感知することができます。魔法発動時の高エネルギー体などは、

この船の動力とサブエネルギー備蓄パッケージから生み出されます。


ここのセンサーは魔法のほかにダンジョンのモンスター等を物質転送し、

生成する機能も持っています。」


リア「! ということは、ここの機器を設定することで、モンスターを出さなくすることも可能なのね?

そうなのね?」


リアがユリアに迫る。


彼女は迫るリアを避けながら、

ユリア「そうです。」


ただ、モンスターの生成はここの機械だけでなく、

もともとあるダンジョンのコアから生み出されるものもあります。


リア「?!やっぱりダンジョンコア、あるのね!」


ユリア「そうです。ロイド博士がこの惑星に来る以前からある様です。

博士が調査をしていました。

ダンジョンコアは遥か昔に生み出された機械で、誰が作ったのか、わかりません。

しかし、動力源はこの惑星地下深くのコアからエネルギーを得ている様です。」


リア「ダンジョンコアは惑星のコアからエネルギーを得ている?」


ユリア「そうです。惑星コアというのは…」


彼女はリアに説明をする。


ユリア「…というわけです。ダンジョンコアはダンジョンの最下層のもっと下に存在をし、

移動もする。なので、あちこちにダンジョンが新しく発生する場合もあるのです。」


リアはわかったような、わからないような顔をしている。


ユリア「ロイド博士はダンジョンコアの構造と複製実験も行っていました。

結論として、ここの原子配列製造装置のデュプリケータ機能でコピーすることができます。」


リア「なんか、全てわかってしまった様で、これから冒険者ギルドとしてどうすればいいのか?」


リアは珍しく、自分の長い耳をなでながら考え込んでしまった。


ユリア「実はこの船の機関室の隣に、原子を組み立てたり、

原子の構造体を高速で読み取る装置の応用技術を研究するラボがあります。

見学されますか?」


「もちろん見てみたい。」


私は即答した。

作者のうしねこです。

魔法を発動する装置とダンジョンの原理とモンスターの発生の事実を知ることとなり、

ディアンヌとリアは衝撃を受けた様です。

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