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211.北部防衛計画14‗戦争の引き金

まもなくホスナブルック王国軍が開始されます。

211.北部防衛計画14‗戦争の引き金


あのミヒャエル国王暗殺の事件から今日で1週間経過した。

暗殺現場にホスナブルック王国兵があの後なだれ込んできて、戦闘となった。


私はその後数人の兵に守られ、北砦を脱出。

その後、ホスナブルック王国兵が北砦を越え、我が国側の領土になだれ込んできたが、

応戦しなだれ込んできた兵を撃破、爆薬で北砦とその門を爆破し、その後膠着状態が続いている。


この事件の伝令はホスナブルック王国国境沿いの検問所に連絡が行き、

ゲートがすべて閉鎖。最高レベルの警備体制を引く様、指示された。


私国王はこのような事態を想定し、エレルに設置された軍事本部に詰めることとなった。

北砦からエレルの軍事本部に到着した私は、その後本部で内政大臣ハーヴェ、

軍務大臣アリドラ、プレボー医療衛生大臣、サヴァリアント情報局長と合流し、

ホスナブルック王国のその後の状況をサヴァリアント情報局長に確認しようとする。


サヴァリアント「国王、あれから国境沿いの拠点は…動きはあります。

王国側の魔導兵が国境沿いに集結しています。我が国の領土に入ってくるのも時間の問題です。

魔法戦になるとみています。今、イルンからディアンヌを呼び寄せています。」


「やはりあの呪いの闇魔法か。」


サヴァリアント「そうだと思います。イリーナから対呪いの闇魔法として、

酢酸エチル噴霧器を各国境沿いの主要基地に順次輸送中とのことです。」


アリドラ「あと、急ピッチで製造した爆撃機と旅客仕様の航空機に酢酸エチルの噴霧器を付けた機も、

基地に回送しています。もちろん戦車もすでに回送済で、酢酸エチルの空気清浄機を付けた改造はすでに行っています。」


「分かった。」


その日の夜動きがあった。

北砦と北谷部砦から進軍が開始され、ハリスレーの町とイグロスの町が、王国軍の炎爆の魔法で被害を受けているとのこと。

なおもイルンを目指し進軍中とのこと。


「早急に爆撃機と戦車をハリスレーの町とイグロスの町に出すんだ。」


緊急招集されたアリドラとサヴァリアント、軍幹部に指示を出す。


サヴァリアント「ハリスレー側の侵攻軍はいまタープの町北15㎞のところにいるそうです。」


「あと早ければ2時間と少しでタープに到達するか。」


アリドラ「はい。10機の爆撃機はあと30分弱で爆撃開始予定です。戦車軍は88台があと20分ほどで交戦に入ります。」


サヴァリアント「イグロスからの侵攻軍は街道の次の町、クパタルの町北30㎞ところのまで到達しているとの報告です。」


街道沿いの軍事詰め所に電話を引き、最新情報がそこから入ってくる。

あとは偵察機である。強力な地上を照らすライトが装備されており、

ハリスレー侵攻軍は約5000人とイグロス侵攻軍も約2000人とのこと。


アリドラ「こちらもクパタルの町の基地から爆撃機が6機飛び立ち、

あと10分ほどで侵攻軍へ爆撃を開始するとのことです。戦車の方は54台向かっており、1時間以内に交戦に入るとのことです。」


アリドラ「安心してください。戦車の補給部隊と衛生兵の部隊も後方から進軍しています。」


まもなく、ハリスレー侵攻軍とイグロス侵攻軍が我が国の防衛部隊と交戦状態に入ることになる。

作者のうしねこです。

近代科学兵器対異世界魔法軍、戦果はどの様になるでしょうか?

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