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19.城下町のブルツブルグ川に架かる橋完成

<ポルカ橋 新規技術>

橋脚上部構造(主構造(横げた鉄筋等)や床版)

落橋防止装置

主桁

横桁


19.城下町のブルツブルグ川に架かる橋完成


城の試作鉄筋建物を建てている時、ちょこちょこ報告を受けていたが、

橋桁のコンクリート工事が完了したということで、上部構造(主構造(横げた鉄筋等)や床版)の工事をはじめる。


橋がある程度揺れても揺れを逃がすように、落橋防止装置付である。


橋桁と橋桁の1つの間隔は30m、川の水流の中に3か所の橋桁で120mである。


1つの横げたは10mのH形鋼を3本連結版でつなぎ合わせている。

例のマジックグローブを使い、作業する。


橋の幅は日本の道路でいう4車線分と両側歩道で28m。

前の石の橋の幅は8mで馬車を片側通行としていたので、3倍以上である。


馬車、将来の路面軌道、そして歩道である。


まず、20mのH形鋼を数本橋脚間で渡し(主桁)、横桁をつないでいく。

橋桁のところで、温度による膨張を緩和させるため、伸縮構造とし、

縦横のリブに鉄筋を絡め、型を設置し、コンクリートを流し込む。


通常ならアスファルトを設置するが、コンクリートのままとする。

傾斜がある部分はコンクリートに溝を掘り、路面の水はけをよくするのと、

雪の馬車スリップ除けである。


これを各橋桁間で繰り返す。


路面電車が走るところはレール固定穴を準備し、レールを将来取り付けられるようにしておく。


さて、レール幅であるが、標準軌を採用する。


狭い通りが多いが、道は復興時に拡張するとして、

路面電車が将来、普通電車区間に乗り入れられる様にする。


日本でも北陸地方で実績がある。


歩道には、手すりをつけ、トーチを所々さすポールを用意したが、将来電灯化予定。


そのほか、大口径上水道管と下水管を準備。


橋は町の生命線である。


鏡面から水面までは10mほど。


この上部構造工事は2週間ほどで、工事完了した。


---------------


完成式の日、城のいつもの面々、


アリドラ軍務大臣

プレボー医療衛生大臣

ヒシーニ建設大臣

ホファー外政大臣

トーステン財政大臣

ハーヴェ内政大臣

サヴァリアント情報局長

シモーネ科学技術大臣

クリスチーネコック長

ディディエ王子

イリーナ製鉄工所所長


そして、街の名士


ディアンヌ魔法導力研究所所長

トロティエ冒険者ギルド長 

フランコイルン北医療院薬療科長

ルーカス農業営団団長

オスマン交通営団長

ワトソン漁業営団長

クリフ肉類畜産営団長


の顔と大勢の住人が集まる。


さっそく私がテープカットを行う。

この国初めてのテープカット儀式。


テープを切ると渡り初めである。


午前中は歩行者のみだが、午後は馬車も解禁する。


町の主要施設が東側にあるのに対し、魔法導力研究所は川の西側にあり、

ディアンヌがとても喜んでいる。


ルーカス農業営団団長も、荷車のまま川の西側から農業物資をやり取りできるので、

うれしそうだ。


ほとんどの街の住人が、コンクリートとこの様な工法を初めて見るので、

工事中から見学が多かったが、開通式の日は歓迎とお祭り騒ぎである。


橋の名前をどうするか?


前の石の橋の名前「ポルカ橋」とした。


以前はあと数か所橋が架かっており、こちらも直していかないといけない。


---------------


その後、製鉄工所に行き、将来の路面電車計画について話す。


電気は水力発電所ができるまで、雷の魔石ですます。

あとは馬車よりも大きい、路面電車車体(台車と上部車体)とモータ、架線とレール路面である。


最初の路線は以下を考えている。


東西線

王城下医療学校設計事務所前⇔台地住宅上・東医療院⇔水道橋⇔台地住宅中⇔台地住宅下⇔東部学術指南所⇔製鉄工所前⇔市場前

⇔ポルカ橋東⇔ポルカ橋西⇔下町住宅東⇔下町住宅西⇔魔法導力研究所⇔西医療院⇔車庫前(車庫を設置)


駅名は全て仮称。全線標準軌複線。


南北線も建設予定。市場前で東西線と乗り換えられる。


南医療院、農業営団、製鉄工所資材庫、交通営団、住宅営団、冒険者ギルドと北医療院は駅設置予定


車両は12m2両編成、ラッシュ時等最大6両編成位か?


橋ができたので、次の計画である。


帰りに市場によってから城に帰る。

作者のうしねこです。

今回は少し短めです。


橋が完成したので、次の計画が出ている様です。

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