18.試作鉄骨建物_完成編
<試作鉄筋建物>
1F:
会議室
トイレ
兵士詰め所
以下の者の執務室
アリドラ軍務大臣
プレボー医療衛生大臣
ヒシーニ建設大臣
ホファー外政大臣
トーステン財政大臣
ハーヴェ内政大臣
サヴァリアント情報局長
シモーネ科学技術大臣
2F:
炊事場
ダイニング
男女の風呂場
トイレ
以下の者の執務室と会議室
王子
私国王
客室居住空間
配電室
給湯設備室
3F:
アリドラ軍務大臣
プレボー医療衛生大臣
ヒシーニ建設大臣
ホファー外政大臣
トーステン財政大臣
ハーヴェ内政大臣
サヴァリアント情報局長
シモーネ科学技術大臣
クリスチーネコック長
ディディエ王子
そして、私国王の居住エリア。
一応トイレとバス付。
階段は1か所。
3階からの非常脱出スペースもあり。
18.試作鉄骨建物_完成編
城の近くに建てている、試作鉄骨建物の土台のコンクリートが乾いた後、
フロアのと壁の鉄筋とベニヤでの型制作、2階部分と3階部分の鉄骨柱をボルトで補強版を使いつなぐ。
鉄骨はH形鋼を使い、床は鉄筋と針金と工具を使い、固定していく。
ベニヤの型にコンクリートを流し込んでいく。
製鉄工所のエンジニアが型の作業を行い、城の兵士がコンクリートを作り、運び、型に流し込んでいく。
この建物、1Fは会議室と以下の者の執務室、トイレを予定している。
アリドラ軍務大臣
プレボー医療衛生大臣
ヒシーニ建設大臣
ホファー外政大臣
トーステン財政大臣
ハーヴェ内政大臣
サヴァリアント情報局長
シモーネ科学技術大臣
兵士詰め所
2Fは、炊事場とダイニング、男女の風呂場、トイレ、
そして以下の者の執務室と会議室。
王子
私国王
あとは客室居住空間と配電、給湯設備室。
3Fは
アリドラ軍務大臣
プレボー医療衛生大臣
ヒシーニ建設大臣
ホファー外政大臣
トーステン財政大臣
ハーヴェ内政大臣
サヴァリアント情報局長
シモーネ科学技術大臣
クリスチーネコック長
ディディエ王子
そして、私国王の居住エリア。
一応トイレとバス付。
階段は1か所。
3階からの非常脱出スペースも作る。
2週間かけ、2階部分と3階部分が完成する。
1,2,3階の水道と下水管、各部屋には出来上がった銅の被覆線を張り巡らせる。
建築中にシャワーと洋式便器、電灯、蛇口、ベッドとソファーを開発する。
シャワーはブニ(ゴム)で配管を作り、ヘッド部分は薄い金属で水筒の様な筒を作り、穴をいくつもあける。
洋式便器は陶器で作った。もちろん水洗。
配管のつなぎ目は、ブニ(ゴム)で水漏れを起こさぬよう、作る。
貯水槽をブニ(ゴム)のふたと浮きで、給水と排水を制御する。レバーを引くと、ゴムの排水弁が外れる。
水が溜まってきて、浮きが浮いてくると、給水弁が止まる仕組みである。
電灯は、昔の日本で、竹炭によって作られたフィラメントに電気を流して光らせていたが、
タングステンを使いたいところである。今はないので、竹に似たバイン木を炭化させ、フィラメント代わりに作ることにする。
これをガラス管に入れる。
雷の魔石と銅被覆線をつなげると、見事に炭化したバインの木片が光った。
皆が驚く。
テスターが欲しいところではある。
いつかは蛍光灯やLEDにチャレンジしたい。
蛇口は鋳造で作り、パイプを取り付けるところを成型する。
弁はブニ(ゴム)で作り、コックを回すと水が出る。
これも皆が驚く。
私は日本で体験をしているが、みんなは初めてである。
ベッドは針金を組み合わせ、ばね機構を使い、布で覆い、布団と毛布も作る。
布団は大きい袋状の布に、羊の毛を詰め込んでいく。
枕も同様。
ソファーも同じ原理。
完成した試作鉄筋建物に、鉄の窓が運ばれ、取り付けられる。
隙間はコンクリートで埋める。
窓枠が重いが、アダマンタイトは希少で高いので仕方がない。
あと各部屋には2Fの給湯設備室で、火の魔石で温められたお湯が流れてきて、
部屋を暖める。
壁は、藁を粉砕した断熱材にベニヤにニスを塗り加工した、合板材と漆喰で内装を施す。
ドアも取り付けられる。
炊事場はテントのころと同じ規模、かまどの排煙設備の煙突も用意した。
ほぼ完成である。
皆、テントから、荷物を移動させる。
「城よりもとても快適ですね。」
と内政大臣が言う。
「製鉄工所をフル稼働させ、町の復興材料生産を急ぐ。」
と建設大臣とシモーネは言う。
まだまだ改良は必要だが、とりあえず、鉄筋建築はこの世界で作ることができ、成功したようだ。
地震にも強度がある。
作者のうしねこです。
ようやく試作鉄筋建物ができました。
城より快適とのこと。




