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172. ギエフ民国の訪問12_国土改造計画と国家統一に向けて

リール国とギエフ民国統一の課題


1.ヴィウリから先のポリメリトまでの鉄道建設

2.ポリメリトとリウマポリの原油とLNGを扱う港の建築

3.リウマポリでの天然ガス採掘とセパレータ精製、冷却施設の建設

4.原油の油田建設とリウマポリ港までのパイプライン建設

5.原油とLNGを運ぶ船と貨物列車の研究と開発

6.原油の精製所建設

7.天然ガスと重油発電所の研究と建設

8.ヴィウリ空港の建設、イルン~ヴィウリ旅客航路開設

9.リウマポリ~ポリメリト山脈トンネル建設

10.原油、エチレン原料からプラスチックペレット(原料)の生成

11.イルンにある工業製品を建設する工場をこちらの国側にも設置

12.イルン~ヴィウリ間、高速道路の建設

172. ギエフ民国の訪問12_国土改造計画と国家統一に向けて


ヴィウリ城に到着して早々、タチアナ女王とアリシア王女、ドロシー王女、フェルナンド外務大臣、エリス建設大臣、

ディディエ王子、シモーネ、ホファーと城の会議室にこもる。


タチアナ女王「つまり、リウマポリでとれる天然ガスや石油というものが、電気を作ったり、高速で空を飛べたりできるものになると?」


「そうです。問題は、その採掘と運び方、精製方法が課題なんです。」


タチアナ女王「王子と王女が結婚をすると、国が1つになる。

そうなった時のことを考え、インフラをギエフ民国側で構築しようということですか?」


「そうです。」


私は、

1.ヴィウリから先のポリメリトまでの鉄道建設

2.ポリメリトとリウマポリの原油とLNGを扱う港の建築

3.リウマポリでの天然ガス採掘とセパレータ精製、冷却施設の建設

4.原油の油田建設とリウマポリ港までのパイプライン建設

5.原油とLNGを運ぶ船と貨物列車の研究と開発

6.原油の精製所建設

7.天然ガスと重油発電所の研究と建設

8.ヴィウリ空港の建設、イルン~ヴィウリ旅客航路開設

9.リウマポリ~ポリメリト山脈トンネル建設

10.原油、エチレン原料からプラスチックペレット(原料)の生成

11.イルンにある工業製品を建設する工場をこちらの国側にも設置

12.イルン~ヴィウリ間、高速道路の建設


について、話をした。


タチアナ女王「難しすぎてよくわからないところがありますが、

帰国のように我が国も技術改革がおこるということですね。」


「今まではイルンにこれら研究や製造設備がありましたが、

ヴィウリにも設けるということです。」


タチアナ女王「私は問題ありませんが、急激にいろいろなものが登場し、

技術進化や生活様式が変わり、国民が受け入れてくれるかどうか。」


「わが国でも同様の状態でしたが、乗り越えました。

それは、急激な革新以上に便利な生活が確立されるからです。

例えば、農業で原油から生産された肥料を使い、小麦の生産量が増え、

大量の小麦をトラックでいたるところに高速で運搬できる、食糧問題は一気に解決できます。」


「また、高速に大人数が移動する手段ができ、誰でも簡単に遠くまで旅行ができます。

今までの力作業は、工作機械などが肩代わりして行ってくれ、

冬は温かく、夏は涼しい部屋での生活が確立されます。」


タチアナ女王「ではこうしましょう。お互いの国に統一省というのを設け、

こういった技術やインフラで共同で行うスキームを儲けましょう。」


「賛成です。」


この会議を終えた後、遅い昼食となった。


食事をとりながら、今回大活躍したバスの話になる。


エリス「今回乗車したバス、とても快適でした。

バスの中のベッドで夜を明かしましたが、食事は温かいもの、そのうえ、シャワーを浴びることができます。

わが国でもこの様なバスがあれば、最高なのですが。」


「じゃあこうしましょう。そちらの国のエンジニアをイルンでバスの設計に携わってもらうというのはどうでしょうか?

車づくりの習熟もできるわけです。」


エリス「人選しますが、よろしいでしょうか、女王。」

タチアナ女王「問題ありません。」


タチアナ女王「できれば今度は私がこのバスで旅をしたいものです。」


午後もギエフ民国側の技術やインフラ振興策と国家統一に関する話を行う。

事前にホファーが調整していたせいか、すんなりと話は進む。


そして、その夜一晩ヴィウリ城に泊まり、朝食後、イルンに戻るため、

バスに乗り込む。


バスに乗り込むにあたり、タチアナ女王、ドロシー王女、エリス建設大臣が見送りに来てくれた。


タチアナ女王「ではアリシア、しっかりと学んでくるのですよ。」


アリシア「はい。」


ドロシー「またイルンに着いたら、いつでも電話をしてね。」


アリシア「わかったから。」


エリス「国王、一緒に旅ができて楽しかったです。また、ヴィウリに来てください。」


「エリス、ありがとう。」


アリシア、王子、ホファー、シモーネがバスに乗り込み、ヴィウリ城を出発した。

コンパートメントの窓越しに手を振る。

タチアナ女王、ドロシー、エリスはいつまでも見送ってくれた。

作者のうしねこです。

王子とアリシア王女が結婚し、国が将来統一する話がここにきて進みだし、

いろいろとそのための調整が両国で始まったようです。

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