表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
165/383

165. ギエフ民国の訪問5_リウマポリに向け出発

ヴィウリ→ポリメリト→リウマポリに行くメンバー

アリシア王女

ギエフ民国建設大臣 エリス

シモーネ

王子

私、国王

165. ギエフ民国の訪問5_リウマポリに向け出発


明けて翌日、ヴィウリ城での朝食の後、ギエフ民国東方の都市、リウマポリに向けて出発する。


ホファーは外交上のいくつかの取り決めを行うための打ち合わせを行うということで、

ここヴィウリに残る。


ということで、リウマポリを訪問するメンバーは、

王子、アリシア、シモーネ、エリスの4名と私となる。


早速迎賓バスに乗り込む。

ここヴィウリからリウマポリまで約1200kmなので、60㎞で走って20時間、

休憩を挟むと24時間以上かかるかもしれない。


エリス「うわー、すごく広くて、車内で歩けるんですね。感動モノです。

わが国でも、この様な乗り物があればいいのですが。」


エリスは感動し、しきりに車内を見ている。


今回このバスの運転手は交通営団の職員4人が交代で運転するが、

それにしても長距離運転である。


送迎バスはヴィウリ城を出発する。


アリシア「通常徒歩で行くと、20日かかりますね。

ただ途中ポリメリトからは道が悪くなるので、車で行くとなると、

そこからスピードが出せなくなると思います。」


送迎バスはヴィウリの町を抜け出し、小麦畑地帯を80㎞位で飛ばす。

所々に雑木林がある。


道幅が広いので、40㎞位で走る馬車を追い越していく。


時々小さな村の集落が現れては、通過していく。


バスに乗ってから3時間後、昼食となる。


車内のキッチンで、カルボナーラとサラダ、ミント入りのレモネードが調理され給仕される。


アリシア「しかし、このバスはとても快適ですね。馬車だと、作りたての料理は食べられないです。

作りたての料理が出てきて、シャワーがついていて、ベッドがついている、馬車ではほんとに考えられませんわ。」


「実は私もこのバスで夜通し乗ることは初めてなんだ。」


アリシア「そうなんですか?」


シモーネ「私も楽しみにしているんです。アシモフと一緒に設計したバスなので。」


給仕が3時の紅茶をコンパートメントに持ってきてくれる。


エリス「車内で紅茶をカップに注いでもこぼれないなんて、すごいわ。」


エリスは紅茶にママレードのジャムを入れながら、感動している。

草原地帯に所々現れる雑木林の風景を見ながらのお茶を楽しむ。


そうこうして会話を楽しんで3時間ぐらい、夕日が沈んで来る頃にポリメリトに到着。


ここまでは、小さな村の集落や町が1時間ごとに、いくつかあったが、話を聞くとここからは、

街道沿いには大きな町は無くなり、道は悪くなるそう。


ポリメリトの町の中をバスは走るが、結構大きな町の様だ。


アリシア「人口は6万人おり、海に面しています。ここまでは、雨がある程度降るのですが、

この先の山地を境に雨が少なくなり、乾燥地帯になるんです。」

とのこと。


バスはポリメリトの町を止まらずに走る。

町を通り過ぎ、1時間ほどすると、小規模の町があり、そこからは細い山道になるとのこと。


車内が明るいので、月明りでも周りの風景が見えない。


ちょうど夕食が出てくる。


食事は、

ライムギパン、

ボルシチ、

ビーツとレタスのサラダ、

キングトラウトサーモンのフライにタルタルソース、

カリーウルスト、

レモンケーキ、

である。


アリシア「乗り物に乗っていて、この様な豪華な食事ができるなんて。」

エリス「やはりわが国でもこの様な乗り物が欲しいです。」


食事が終わったころには、山道が厳しくなり、

左に右にゆっくりとバスは曲がりながら走る。

速度も30㎞/h位しか出ていない様だ。


食事の後、シャワーは女性陣が優先ということで、先に使ってもらう。

まず、アリシア。


アリシア「バスの中でのシャワー、快適でした。」


次はエリス「今まで124年生きてきて、初めての体験です。」


124年?!。


アリシア「エリスはハイエルフだから。」

話を聞くと、ハイエルフは1000年くらいの寿命だそう。


シモーネ「少し狭いのが課題ですね、シャワーの温水の温度は問題なさそう。

今回シャワーを使う人が多いので、追加の水タンク車をつなぎました。」

とのこと。


次は私が使用する。

初めて車内のシャワーを利用するが、シャワーのスペースは1m20cm四方、

石鹸やシャンプーがガラス瓶に入れられ、壁に掛けられている。


レバーが1つあり、手前に引き、左右に回せば、温度調節されたお湯が出てくる。


15分くらいシャワーを浴び体を洗い、着替え、コンパートメントに戻ってくる。


シモーネ「1回の給水で、連続3時間位シャワーは使えます。」

とのこと。


王子がシャワー室から出てきた。


王子「初めてバスのシャワーを使いますが、いいですね。」


この後1時間位談笑し、2つのコンパートメント室に折りたたみベッドを設置し、就寝する。


部屋は王子と私で1部屋、アリシア、エリス、シモーネで1部屋、それぞれ分かれる。


以前、山道をゆっくりと走っている。

作者のうしねこです。


迎賓バスでの初めてシャワーや寝台を使い、意外と快適で驚いている国王です。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ