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145. 飛行機の開発3_空港の完成と無線技術

<新技術>

航空無線、アンプ、計器着陸装置用電波(ILS)、

真空管スイッチングデバイス、可変抵抗器(操作レバーなど)、コイル、コンデンサ、

抵抗、真空管オペアンプ、真空管ダイオード、電波管理

145. 飛行機の開発3_空港の完成と無線技術


ヒシーニより、滑走路と飛行機を試作する格納庫、管制塔が完成した旨、連絡があった。

早速現地へ向かう。


ヒシーニ「こちらです。」


広い空港の敷地に2000mの滑走路と格納庫が2棟、50m位の管制塔と建設中のターミナルビルが見える。


まずは、管制塔を見学する。

エレベータで管制室に上がる。


ヒシーニ「ここでは、航空機との無線通信とレーダー、目視での管制業務を行います。」


今開発中だが、マイクで音声を電気信号に変え、それを増幅し、電波塔で磁界を発生させるシステムと、

航空機で、この磁界をアンテナで受信し、ノイズ除去をした後、音声信号へ復調、スピーカで出力するシステム、

(その逆もしかり)を開発している。


このほかこの無線技術は周波数によって、音声のほかに計器着陸装置用の電波を出力する。

これは天候が悪く、有視界着陸が行いづらい時でも、電波の指向性の性質を使い、

進入コースや進入角、着陸点までの距離を示す電波を出す。


飛行機のモデルと地面の位置を表示した計器とビーコン音によって着陸をサポートするシステムである。


この仕組みのために、真空管スイッチングデバイス、可変抵抗器(操作レバーなど)、コイル、コンデンサ、

抵抗、真空管オペアンプ、真空管ダイオード等々を使い、無線装置やアンプを開発し、制御回路を構成している。


前世では、トランジスタ等で、小さい回路を構成できたが、真空管を多用した物となっている。


いずれかは、この世界でトランジスタを開発したい。


ここで大きく問題になってくるのか仕様電波周波数帯の管理である。


前世の日本では、政府の総務省が管理を行っていたが、似たようなシステムを構築する。


電波は短波ほど遠くに届きやすい、それは電離層によって反射される性質を持つからで、

用途によって、この電波の到達距離で仕分けする。


10KHzから300KHzまではこの航空用途に開放する。

300KHzから3MKHzをラジオ、3MKHzから30MKHzを政府公共機関無線、30MKHzから3GHzを将来のテレビ、

それ以上を将来の携帯電話用に確保することとする。

ただまだ現段階では、30MKHz以上を将来の機器用とだけアナウンスする。


(近々、ラジオ放送局とラジオについて、開発することを考えてはいる。)


これら機器に必要な電力は外部電力と雷の魔石非常用電源の2系統を切り替えられる方式で、建設。


あらかじめこの様な検討と開発はアシモフと話はしている。


さて、管制塔の見学を終え、格納庫に向かう。

まだ飛行機は無いが、いまパーツは設計事務所で試作中。


後ほどこの格納庫に運び、組み立てる予定。


格納庫は、前世の30m級の航空機、DC6が余裕で3基はいる大きさ。


工具などが運び込まれている。


これから組み立てられ、試作機ができるのが楽しみである。

作者のうしねこです。

飛行機を飛ばすための設備が完成しつつあります。

このあと航空機を、できたばかりの格納庫で組み立てる段階に入ります。

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