104. イルン東方緩行線延伸とイルン東方急行線部分開業
<イルン東方線開業区間>
サマランカ駅~(32km複線10駅)~ブルゴス駅~(16km複々線5駅)~ビトリア駅
104. イルン東方緩行線延伸とイルン東方急行線部分開業
いよいよ、イルン東方緩行線がブルゴス駅まで延伸と、
急行線がイルン東駅からサマランカ駅まで延伸する日が来た。
早朝、ビトリア駅まで特別列車で移動する。ここで、緩行線延伸と急行線部分開業式を行う。
現状、
ビトリア駅~(4km)~東ビトリア駅~(4km)~西リヒトリア駅~(4km)
~リヒトリア駅~(3km)~ボルテル中央駅~(3km)~ボルテル駅
~(4km)~イルン東車庫駅~(3km)~イルン丘駅~(3km)~イルン東駅
の緩行線のみから、
サマランカ駅~(32km複線)~ブルゴス駅~(16km複々線)
~ビトリア駅~(28km複々線)~イルン東駅となる。
(途中駅あり。)
最速達電車は急行で、停車駅はサマランカ駅~ブルゴス駅~
ビトリア駅~イルン東駅となる。
サマランカまで1時間2分。
準急は、
ブルゴス駅~(16km複々線)~ビトリア駅~(28km複々線)~イルン東駅は急行と同じで、
サマランカ駅~(32km複線)~ブルゴス駅は各停となる。
緩行線はカナリアイエローの車両に対し、急行線はオレンジの車体となる。
これは、急行への誤乗防止から色を変えた。
移動中、
オスマン「これからは、サマランカからイルン東まで通勤できますよ。
1年前までは、歩いて2~3日かかっていた距離が1時間で着くことができるなんて、
信じられないですよ。しかも急行は日中20分に1本、ラッシュ時10分に1本出ており、とても便利です。」
ビトリア駅に着き、開業式のセレモニーが行われる。
駅の構造は緩行線2面3線、急行線は2面4線である。
大勢の人が集まりテープカット。
なんだか日本で知事をしていたころを思い出す。
あの頃は高速道路の開業式で、テープカットをしたが。
急行線の記念電車に乗る。
テープカットが行われて、10分くらいしたところで、記念電車が発車する。
記念電車といっても、10両の20m車体標準軌4扉車、ロングシート短距離通勤用、急行線オレンジの通勤電車である。
でも、急行線車両は2両に1か所トイレがついている。
緩行線電車も10両化された。
緩行線はブルゴス駅~(16km複々線)~ビトリア駅、5駅あるが、急行は全て飛ばす。
18分でブルゴス駅到着。
ブルゴス駅は高架緩行線2面3線、急行線は2面4線の駅。
ここから、緩行線が合流し、複線になる。
それと同時に地平に線路がひかれている区間となる。
オスマン「新たに踏切というシステムを開発しました。」
道路が横切るところには踏切がある。
電車が通過する20秒前には遅くとも閉まるシステムである。
オスマン「100km/hで20秒で到達する2本のレールに車輪が来た場合、
それを検知し、閉まります。電車が通過すると踏切が開きます。」
とのこと。
オスマン「モンスターが電車の往来を妨害したり、
施設を壊そうとした時のシステムを考えていたのですが、
電車の高圧電線が、モンスターを遠ざける効果があり、
その必要はなかったのです。」
記念列車は急行なので、サマランカ駅までの10駅通過する。
この間は距離が32kmあり、28分かかる。
やがて電車はサマランカ駅に到着。
2面4線の駅で、この先、プロブディフ駅まで工事中である。
作者のうしねこです。
いよいよイルン東方線がサマランカ駅まで開業です。
隣のギエフ民国まで、早く鉄道をつなげようとしている様です。




