103. かんずめのメニュー作り
<かんずめメニュー>
川ナマズ南蛮揚げ缶
コンビーフ缶
栗とクルミのシロップ缶
ミートソース缶
ハンバーグトマトソース缶
ボルシチ缶
トリュフの水煮缶
マッドクラブの水煮缶(カニ缶)
ダークオクトパスとミドルシュリンプのオリーブ煮缶
チーフオークのミートボールトマト煮缶
103. かんずめのメニュー作り
ある日、クリスチーネの部屋のキッチンにて。
クリスチーネ「かんずめのメニューって迷うわね。缶に食材を封入する時、加熱しなければならず、
酸素というものを追い出すために、液体がなければダメなんて。
しかも10品もよ。スーパーコカトリスからのかんずめメニュー監修以依頼なの。」
リア「でもダンジョンで今まで、硬いパンと肉、ドライフルーツと、
いままでは、口がぱさぱさするものばかりだったのに、このかんずめとたくさんのメニュー、ありがたいわ。」
ディアンヌ「この中で冒険者の経験を持たないクリスチーネに言っても、ありがたみが分からないわよ。」
クリスチーネ「悪かったわね。」
ディアンヌ「このかんずめ、魔法を使っていないのに、何年も持つらしいわよ。」
クリスチーネ「紙カップラーメンの件といい、国王、すごい食品を次々と生み出すわね。」
リア「震災が来ても、これらがあれば、食事に困らないわ。」
クリスチーネ「メニューをいくつか考えてみたわ。
1つ目は、川ナマズを油で揚げて、菜種油とお酢と唐辛子、シロップとリーキを入れた缶。」
揚げ物が甘酸っぱくて美味しいわよ。」
ディアンヌ「なかなかいいアイデアね。」
クリスチーネ「2つ目は、ブル肉にスパイスをすり込み、玉ねぎ、ニンニク、唐辛子、赤ワインで煮込むの。」
リア「それ、この間国王の言っていたコンビーフっていう食べ物でしょう?」
クリスチーネ「知っていたの。」
クリスチーネ「3品目は栗とクルミをシロップで煮たもの。1年じゅう食べられるわ。」
ディアンヌ「春に栗が食べられるというのも変な感じね。」
クリスチーネ「4品目は、ひき肉をオリーブオイルとにんにくで炒め、トマトソースを入れたもの。
ゆでたパスタにすぐかけて食べられるわ。」
リア「これはいいアイデアね。冒険でダンジョン内でパスタ。最高だわ。」
ディアンヌ「5品目は私が考えるわ。ひき肉をこねたものを塩をかけて焼き、
マッシュルームとトマトソースで封入する。」
クリスチーネ「これもおいしそうね。」
リア「じゃ、次は私。6品目はビーツと鶏肉、マッシュルーム、コンソメ、玉ねぎ、
にんじん、キャベツ、セロリ、パセリを入れたスープ。」
クリスチーネ「ボルシチね。この間作ったわ。」
クリスチーネ「7品目、トリュフの水煮缶というのはどう?」
ディアンヌ「いつでも食べられるわ。でも値段が高そう。」
リア「あとの3品、モンスター肉かんずめはどう?」
クリスチーネ「良いわね。じゃ、マッドクラブの水煮缶と、
ダークオクトパスとミドルシュリンプのオリーブ煮、
チーフオークのミートボールトマト煮缶。」
リア「討伐依頼を出しておかないと。」
クリスチーネ「これで10品のメニューが完成だわ。」
2週間後、これらのメニューかんずめが、
スーパーコカトリスから売り出されることとなった。
作者のうしねこです。
ここに来てかんずめのバリエーションが一気に増えます。
スーパーで簡単に調達でき、食べ物を保存できる時代に。




