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1話

更新ゆっくりですみません。

話しが長くなっちゃいました。

人物紹介も…

アイリス・ヒルレイド

茶色の髪はストレートのセミロング

明るい空色=スカイブルーの瞳

幼さの残るかわいらしい少女

空想して遊ぶのが好き

ファンタジーの本が好きでよく読む

天然が入っている

鈍感だが素直

大手玩具会社社長の一人娘

歴史ある旧家に生まれた


「元気?」

久しぶりに出会った幼なじみ兼親友は、幼かったあの時と変わらない笑顔を浮かべて言った。

「ダイナ!」

「驚いた?」

短めの黒髪、吸い込まれそうな黒い瞳。

色白だが東洋人風の端正な顔立ち。

初めて会った時より流暢に英語を話している。

だが、身に纏うミステリアスな雰囲気は変わらない。白いシャツにグレーのスーツを着ている。

「驚いたわ…。元気よ」

「そう、よかった。仕事の途中で寄ったんだ。アイリスの姿がみたくて」

「何年ぶりかしら!…お茶飲んでいくわよね?」

「いいの?」


眠たい日曜日の午後

甘い香りを放つイングリッシュガーデン


ダイナと会った時も私は庭にいた。

ボンヤリと覚えている。




☆☆☆

ダイナとアイリスが再会したのと同時刻。

イギリスで2番目に大きな玩具会社《クラウス・Toyワールド》


高層ビル最上階にある、社長室。


カフェオレ色の絨毯が敷かれ、重そうなオフィス机が部屋の大きな窓に背を向ける形で置かれている。

壁面はガラス戸の本棚になっていて難しそうな分厚い本がきちんと整理されていた。


部屋の右端には、大人二人余裕を持って座れる位の大きさの黒革のソファーがガラステーブルを挟んで二脚置かれている。

若き敏腕社長のテレンス・アイゼルシュタインはいつもの日課でソファーに座り、紅茶を飲みながら新聞を読んでいた。


栗色の髪は短く整えられていて、前髪を右分けにしている。

俊敏そうな鋭い光を宿す瞳は碧。

スレンダーな体つきで黒いスーツがよく似合う。



いつもと変わらない優雅な午後

…のはずだった。

コイツがいなければ。


ソイツは突然やって来た。

何日も何も食べていないらしい。

エントランス・ホールで倒れたのを受付嬢が助けたのだ。

そして、『ここのしゃちょーに会わせてくれ』と言ったらしい。


全く、いい迷惑だ。

テレンスは顔をあげて目の前にいる人物をみた。

焦げ茶色の髪はボサボサ、もとは短いヘアースタイルだったがずっと切っていなくて長くなった、という感じがする。

青白い顔をしているが、それはずっと食べていないからだろう。人形のように綺麗だが、精悍な顔立ちをしている。タフな印象を受ける。

黒い瞳は丸くて愛嬌がある。


セイル・マフィと名乗っる少年。

謎なのは、着ている白いシャツに黒いズボンが清潔なこと。(食べ物に無頓着なのに服には気を遣っているのか?)そして何故か白いウサギの耳のついた丸いフカフカの帽子。

ミスマッチだ!

その無駄に可愛い帽子は何なんだ。それに、部屋の中では帽子を脱げよ。

社長の心の声を知ってか知らずか、謎の訪問者は今、口一杯にこんがり焼けたトーストをほうばっている。

暖かいココアも忘れずに。

「ところで、私に話があるとか?」

食事が一段落したのを見計らい、テレンスは声をかけた。


「んーとなぁ。アイリスをコッチに招待したいんだ。しょうだくが必要ナンだろ?こういうのって」


言っている意味がさっぱりだ。

「君はなんの為に来たんだ?」

「だからぁ…」

困ったように、言葉に詰まる。

「えっとぉ、僕は現実には無い世界から来たんだ。女王様がアイリスを連れてこいっていって。だから来た」

やはり要領を得ない。

「アイリスとは誰のことだ」



セイルは驚いた顔で言った。

「自分の娘だろ!アイリス・ヒルレイドだよ」


グダグダですね。

あんまり出てきそうにない人物出しちゃいました;

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