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とある会話③

今回はかなり短いです

 神界《黒の間》


 それはアルス達が地下シェルターへと向かう少し前の出来事――アルスが黒い怪物、もといキマイラを倒し、後に現れた謎の男とのやり取りしている様子を二柱の神が覗いていた。


「何なのですかあの黒い怪物は!?」

「……」

「いったい、いったい何が起きたと言うのですか!?」

「……分からねぇ、そもそもアレはこの世界に元から存在していたものなのか?」

「それは……」

「駄目だ何も分からない、あんな物は()()()の記憶にはない!」

「……原初の崩壊」

「は?」

「私たち《第二世代》には語られず、《第一世代》の方々だけが知りうる知識、記憶、その中の一つに原初の世界の崩壊、その原因。私はアレがそれと関係しているのではないかと思うのです」

「……《第一世代》……そうか!」

「もし、あの方が私たちに悟られる事なく事を起こすのなら、それを利用するのではないでしょうか?」

「成る程、つまりアレは過去が連れてきた破壊の化身って事か、厄介だな」

「えぇ、ですが何となくアレは本来の形では無い気がするのです」

「奇遇だな。それは俺も思った。多分、本物はもっとヤバいんだろうな、それこそ世界が終わるくらいの、な……」

「それを利用しようとしたあの男……あの気配は間違いなく……」

「あぁ、アイツと無関係の筈がねぇ。アレは間違い無くあの時に感じた七つのーーいや、今は六つか。兎に角その気配のうちの一つだろうな」

「アレが私たちと同じ神だとでも言うのですか?」

「さぁ? だが、中身がどうあれ器は間違い無く人間だ。それに……他人のそら似あればいいんだが」

「それって……」

「あぁ、最悪だ……もう始まってるのかもな……」

「……トウマ」

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