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とある会話

お陰で1000PV突破しました!有難うございます!

 此処は何も無い右も左も辺り一帯が暗闇に包まれた世界。


 其処に一人、男が立っていた。


 先程まで男は、目の前に浮かぶ映像に向かって話しかけていた。


「……なんとか上手くいったみたいだな」


 そう呟き男は肩を落として息を吐いた――次の瞬間。


「どうゆう事です?」

「っ!?」


 何も無かった暗闇の世界に突如白い扉が出現し、其処から一人の女が現れた。


「……んだよ、お前かよ」

「お前とはなんですか!?……それよりもゼノス、此れはどうゆう事か説明して下さい!何故貴方が()に加護を授けたのですか!?」

「それはお前が()()()に加護を与え無かったから代わりに俺が与えてやったんだよ……」


 ゼノスと呼ばれた男は女に追い詰められ渋々答えた。


「だいたい何で加護を与えなかったんだよ?」

「そ、それは……()と再会する為です……しかし、今の()では私を呼ぶ事なんて到底不可能ですので強くなるまで待とうと思ったんです」

「成る程……だが、そう悠長な事言ってられる状況じゃなくなっちまったんだよ…」

「……どういう事ですか……?」

「……奴が動き出した……」

「っ!?……それは、本当なのですか?」

「確信はねぇがつい最近、この世界から奴の反応が消えた……恐らくまた別の世界に干渉しようとしてんだろうよ」

「それは地球の時の様にって事ですか?」

「あぁ……」

「そんな事をしてあの方は一体何を為さるつもりなのでしょか?」

「さあな、第一世代様の考えなんて俺には分からねぇよ!唯一奴の動きに気付いてたあの女も消されちまったしな。それにお前も気づいてんだろ?奴に似た七つの気配に、しかも一つだけその気配が異様に大きい事に……」

「……えぇ……まさか、そういう事なのですか?」

「多分な」

「……もしかして貴方が()に加護を授けたのは私の代わりとかでは無く、あの方が動き出したかもしれないので少しでも早く強くなって頂き、来たるべき時の為に備えて貰うのが本当の理由ですか?」

「まぁ……そう言う事だ」

「はぁ……理由は分かりました。私も()には強くなって貰う必要があるので、その手助けになるのでしたら認めましょう……ところでちゃんと説明はしたのですか?」

「説明って何の?」

「其れはもちろん貴方の加護についてに決まっているじゃ無いですか。本来、貴方の加護は人族の為の物ではありませんから説明は必要でしょう?」

「……あ」

「まさか忘れたんですか!?」

「ま、まぁ人族用……いや、()()()用に調整する時にお前の加護を参考にしてたから、使い方とかは殆どお前の加護と変わらないから大丈夫だろ!」

「……忘れてたんですね……」




 此処は風が吹く事もなく、物音もすることが無い無音の世界。


 しかしそんな事は関係無いとばかりに、二人の話し声はこの静寂な世界を支配していた。




 人族や魔族、多種多様に存在する世界『アルテシア』では、神の存在が確認されており、人々は神にも住む世界が存在すると思い馳せて居た。そしていつしか人々はその世界をこう呼ぶ様になった――神界――と。

梅雨いつまで続くんだろう。お陰で洗濯は出来ないし、出来たとしても部屋干しで臭くなるし、もうヤダァ。早く梅雨過ぎないかな。

かと言って夏とか暑いから嫌だし、あー早く秋にならないかなぁ

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