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ネコ好きの平凡な人生のはずが なぜ?  作者: 遊遊
第5章 平和な時間っていつくるの ?
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SS8話 あの人達は今、何をしてるの ?

投稿予約ミスで遅れてしまいすいません(´・ω・`)


本編は日曜日に投稿出来るように致します。

 4話から登場のコハナ村村長フォンド、ヒロの槍の師匠は…


「村長、おはよう」


「おはよう、作物の出来はどうだ?」


「とてもいいです、これも村長がモンスターから守って頂いてるおかげです」


「そんな事はない、皆が頑張っている成果だ」


「マリちゃんは元気ですかね?」


「はははは、もしヒロと喧嘩でもしたら帰ってくるだろうさ…あれで頭はかなり回るからな」


「はっはっは、商人の娘ですからね」


「あぁ、収穫の時は私も呼んでくれ」


「分かりました、村長」


 フォンドは村長として立派に村人達と過ごしていたのであった。



 22話から登場、装備屋ハンス…ヒロとマリの装備を新調してくれた優しいおじさん。神槍もハンスの店で見つかった物だ。


「ハンスさん!俺にも武器を見繕ってくれよ!」


「私も!あのヒロ・マリのパーティーの装備は、ハンスさんが用意したんですよね!」


「順番を守れ!俺も2日前から来てるんだぞ!」


「俺だって3日前からだぞ!」


 ヒロ、マリが新人の中で急成長したので後に続けと、新人達がハンスの店で装備を揃えるのが流行していた。


 ヒロ達は例外的な強さと資金があったので、実力にあったキチンとした装備を揃えたら成功するのは一目瞭然であった。


 しかし目の前にいるのは、良くも悪くも新人という者達ばかりなので高い装備も買えず、実力も伴っていない為中々ハンスが売ろうとしないである。


「依頼でもこなして買える金と実力を持ってまた来やがれ!」


「そこをなんとか!」


「うるさい!武器の手入れもしない奴に売れる物など無い!」


 そして、ハンスの装備屋で買える様になった者は、新人を卒業したと言われる、ちょっとした通過儀礼の様になったのであった。

 


 28話から登場ノルヤのギルドマスターフランドルと53話から登場、ノルヤ商業ギルドマスターのフューリ…とある仕事の話。


「婆さん!それは安すぎるだろ!」


「何言ってるんだい、あの状態の素材をこの値段で買ってやってるんだから感謝してほしいくらいだねぇ」


「相場から見たら6割の価格じゃねぇかよ!」


「あんたも冒険者でギルドマスターだろう?痛んだこの素材の効果がどれほどあるか…分からないなって言わないだろう?」


「……しかし、こっちも不足した素材を取ってきたんだ…8割!」


「バカも休み休み言うんだね、プロだろ?6.5割」


「これからも緊急時以外は優先的に受ける、それで8割」


「ふん、7割」


「……ヒロとギルドには貸しがあるよな」


「……ふん、これからは優秀な冒険者にちゃんと頼むんだね8割、これでお終いさね」


「ありがとうよ!」


「それとヒロが帰ってきたら依頼したい事があるから、優先的に頼むさねぇ」


「はぁ!あいつ依頼を選り好みするから受けなかったらどうするんだよ!」


「くっくっく、8割」


「くっそ!抜け目がねぇな!」


「こっちとら、商業ギルドのマスターやってるだからねぇ」



 こうして日々、フランドルとフューリとの交渉での攻防が起きていたのであった。


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