SS7話 フランドル再びのピンチ ?
投稿し忘れてしまいました(´・ω・`)
すいませんです、投稿予約出来る様ペースを上げる様にします。
ノルヤのギルドマスターフランドルは最近グライブと言うネクロマンサーによるアンデット軍によるノルヤ進行により、死を覚悟していたがヒロ達の活躍によりその目的を阻止する事が出来た。
しかし、フランドルにまたもや危機が近づくのであった。
「ヒロの奴、家が欲しいとはなぁ…まさか本当に嬢ちゃん達の誰かと結婚したりしてな!はははは!」
「マスター…その話本当ですか?…」
「あぁ!…お前なんでここにいるんだ?」
「謹慎が明けたので挨拶に来たのですが…あの害虫、こうも早く無垢な幼女を毒牙に掛けるとはやるしかないですね」
「おい、ヒロがどうしようとギルド嬢が関わる事じゃない」
「マスター…私はあの穢れを知らないあの子達を理不尽から守りたいだけなのです、あわよくば私が保護を!」
「それはお前の趣味だろうが!まさか犯罪に手を出してねぇだろうな!」
「まさか!私は眺めるだけでいいんです!ですが緊急時には保護する事も時に必要なのです!」
初対面でヒロの事を変態ロリコン君と言うあだ名を付け、マリ達と一緒に居る度に何かと絡んでいた受付嬢はマスターに気絶させられた後、謹慎になっていた。
しかし、この事に関して反省と言うものは彼女には無く実力行使でマリ達を保護する事を決めたのであった。
「マスター…そう言う訳なので害虫、もとい変態ロリコン君の居場所を教えてくれますか?」
「この状況で教える訳ねぇだろ、分かったら仕事に戻りな…今は色々忙しいんだ」
「そうですか…仕方有りませんね」
「おぉ」
おもむろに制服の腰の辺りから短刀を素早く出し、フランドルの首元に突き出した。
「!おい、何の真似だ?」
「マスターに教えて頂ける様に交渉してるのですよ」
「ここまでやるか?それに…これ毒が塗ってあるじゃねぇか!」
「私ではマスターを実力だけで倒せませんから…麻痺毒なので1日動けなくなるくらいですから、安心してください♪」
「安心できるか!」
フランドルは手を捻り、短刀を奪った。受付嬢がギルドマスターであるフランドルに一撃入れる事はほぼ不可能である。
「これに懲りたらあの嬢ちゃん達に関わるなよ、不問にしといてやる」
「ふふふふふ、これは害虫退治に使うつもりでしたが…」
「あぁ!俺は忙しいんだ」
フランドルはビンが飛んできている事に気づき手で弾いたがビンは脆く、割れて中身が出てきた。
「今度はなんだ?」
「一時的に感覚を狂わせる薬品、速攻性が高いんですよ…そしてこの短刀にはベリアバジリスクの毒が塗ってあります、傷口から徐々に石化していきます…」
「お、おい!止めろ!」
「マスター、これが最後のチャンスです!害虫の居場所を!」
扉が急に開き、探し人がやって来た。
「おい!フランドル商業ギルドが!何してるんだ?…悪い、取り込み中か」
「おい!」
「害虫!」
とりあえず、受付嬢はマリによって突き飛ばされ気絶したのであった。




