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ネコ好きの平凡な人生のはずが なぜ?  作者: 遊遊
第5章 平和な時間っていつくるの ?
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52話

遅れてごめんなさい(´・ω・`)


予約投稿するの忘れてしまいました。

2マシュ後ターシャの店に補修を頼んでいた装備を取りに来ていた。


「ターシャいるか?」


「……おぉ、ヒロ、装備を取りに来たのか?」


「あぁ、大丈夫か?ひどい顔だぞ」


「あれからずっと徹夜でやってたからなぁ」


「そんなに装備傷んでたのか!?」


「補修は直ぐ終わったんだけど…余ってた素材で改造してたら辞められなくてね…」


「……はぁ、その分も代金を払うよ」


「他で受けた注文の余り素材を使ったから別にいいよ…帰って来る頃にあんた達が集めた素材で私の最高傑作を作らせてくれたらね」


「あんまり面倒な依頼は受けるつもりは無いけど、集められそうなら集めてくるよ」


「装備はそこに置いてあるから…代金は10万マールでいいよ」


「……ありがとうターシャおやすみ」


「あぁ、またねヒロ…」


 ヒロは装備を受け取りターシャの店を後にした、マリ、ミーシャン、ティルは自分達の旅に必要な物を3人で買いに行ってた。

 

 ヒロは共通に使う消耗品と個人的に必要な物を久しぶりに一人で買い物に行くことにした。


「久しぶりに一人か…クゥも一緒に連れて来たらよかったかな」


(こっちの世界に来てから色々あったからゆっくりクゥと過ごす時間も取れてないな)


「あっ、家があれば好きにクゥと暮らせる!」


 ヒロの目標が出来た瞬間であった。


 早速ヒロはフランドルに家の相場と必要な事を聞きに行く事にした。


「……で、何しに来たんだぁ?」


「家を買うとしたらどのくらい必要なんだ?」


「…嬢ちゃん達の誰かと結婚するのか?やっぱりおめぇ」


「はぁ!違うわ!…休みくらい、気を使わないでのんびりしたいんだよ、宿は落ち着かないんだよな」


「ははは、まぁ嬢ちゃん達と一緒じゃ休めないかもなぁ」


「それで、家ってどのくらい必要があるのか一応聞いておこうと思ってね…ギルドマスターになるくらいだからフランドル知ってるだろ?」


 ヒロはフランドルがどういう人物なのかという事を忘れていた。


「あぁ…その…俺は知らん、ただ商業ギルドの奴に聞けば分かるだろ」


「そうか…じゃあ紹介してくれ、直接聞いてみる」


「一緒に行ってやりたいが、暫くは後処理がな…紹介状を書いてやる!あいつには貸しがいっぱいあるから安くしてもらえるかもなぁ…それも報酬だと思ってくれ」


「まぁ、程々に頼らせて貰う…」


「おぅ、待ってな」


 そしてフランドルから商業ギルドへの紹介状を貰い、家を買う為の話を聞きに行く為商業ギルドを探した。


「この辺のはずだけど見つからない…」


「あれぇ〜?」


「…ヒロ?…」


「ヒロ君〜」


「あっ!どうした?…」


「う〜ん…怪しい!」


「…ひみつ?…」


「ふふふ、ヒロ君も男の子だねぇ〜♪」


「何を勘違いしてるか分からんけど…やましい事なんて無いぞ」


 何かを隠している事はバレている様なのでここは


「商業ギルドを探してだんだよ」


「えぇ〜!ヒロ、商売始めるの〜!」


「…おいしい?…」


「なるほど〜、定番の向こうの世界の知識で売れる物を作るんだねぇ〜♪」


「まぁ、そんな所だな…みんなは買い物でもしててくれ」


 少し罪悪感はあるが、勘違いをしてくれたのでヒロはまた一人で商業ギルドを探そうとしたのだが


「待って〜!私も行く〜!」


「えっ、大丈夫だ」


「商売の事なら私も詳しいよ〜!」


「まだ決まった訳じゃないから皆んなとカフェでも行ってきたら?」


「商売と聞いたらヒロ一人で行かせられないよ〜!」


「…だめ?」


「ミーシャンちゃんも?」


「じゃあヒロ君♪私も〜」


「みんなついて来るのか?」


 どうやらヒロが始める商売の事が気になったのか、いつもなら食べる事を優先する2人がついて来たいようだ。


「……まぁ、いいぞ」


「任せて〜」


「…ふふふ…」


「お姉さんに任せて〜♪」


「多分こっちだと思う」


 ヒロは真の目的を隠し、マリ、ミーシャン、ティルの3人が合流し、商業ギルドを目指した。


「ここだな…冒険者ギルドに比べると地味だな」


「…ぼろい…」


「何かあったのかな〜?」


「ヒロ君とりあえず行ってみよ〜♪」


「おい!勝手に…」


 入った商業ギルドは、襲撃でもあったのかという程壊れていた。


「これは…」


「…これは?…」


「襲われたのかな〜?」


「犯人はお前だ〜♪」


「俺を指さすな、また覗いたのか?」


「そうなんだよ〜、ヒロ君の世界は面白い物がいっぱいあるよねぇ〜♪」


「とりあえず、誰か居ないか探してみるか」


 厄介事だと分かっているのだが、知らない振りも出来ないのでとりあえず状況だけは調べる事にした。


「フランドルが紹介するくらいだから、ちゃんとしたギルドの筈たがこれはひどいな…おーい!誰かいるか!」


「誰か〜!」


「…だれか…」


「誰かいる〜♪!」


「一部屋、一部屋見て行くしかないか」


 一階から見て行くが荒らされた形跡は至る所に確認出来るが、怪我人や死人は見受けられない。


「一階は此処で終わりか?」


「う〜ん、2階にいるのかな〜?」


「…ここ…」


「ここには何も無いよ、ミーシャンちゃん」


「…ここにいる…」


「そう言っても…?鑑定!」


 そこには隠し扉があると言う情報が出て来たのだ。

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